映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を
書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「フェイブルマンズ」
2023年3月3日(151分)
スピルバーグ監督の公開
青年時代を描く
自伝的ドラマ。
1950年代の
ニュージャージー。
初めて訪れた
映画館で映画に
魅了された
少年サミー
・フェイブルマン
(ガブリエル・ラベル)。
その後彼は
8ミリカメラを手に、
家族の行事や
旅行などを
撮影したり、
妹や友人たちが
登場する作品を
制作したりするなど、
映画監督に
なる夢を
膨らませていく。
母親(ミシェル
・ウィリアムズ)が
応援してくれる
一方で、
父親(ポール・ダノ)は
彼の夢を本気に
していなかった。
サミーは
そんな両親の間で
葛藤しながら、
さまざまな人々との
出会いを経て
成長する。。。。。
「激突!」「JAWS」
「ET」
「インディ・ジョーンズ」
「ジュラシックパーク」等、
エンタメ映画に
稀代の才能を
見せつけてきた
スピルバーグ監督の
幼少期から
青年期を描く作品。
冒頭に説明が
あるように、
1秒間に24枚の
写真を光で
スクリーンに
投影することで、
動いて見える
目の錯覚を
利用するのが映画。
まさに、
映画作りに
専心する光の部分と、
母親と友人のベニー
(セス・ローゲン)
との微妙な関係を
示す影の部分を
うまく織り込んだ
トニー・クシュナーの
脚本が秀逸。
彼の映画のように
思いっきり
エンタメではないが、
映画に関する
センスを
どのように
磨いていったかが
分かるし、
彼の初恋も
描かれている。
主演のミシェル
・ウイリアムズは
文句なしのうまさ、
ポール・ダノも
抑えた演技で
素晴らしいが、
何と言っても
サミーを演じた
ガブリエル
・ラベルの
初々しさが
印象に残った。
アリゾナ、
ロスと転勤し、
ユダヤ人として
いじめられたり、
3人の姉妹や
猿と暮らす
普通の家族の日常を、
当時の映画と
一緒に見せて
くれるのが、
映画ファンには
たまらない。
筆者も大好きな
セシル・B
・デミル監督の
「史上最大のショウ」
に魅了された彼は、
「リバティパランスを
撃った男」や
各種の西部劇を
見て育つ。
そして
ラストになんと
「駅馬車」の
ジョン・フォード監督
(なんとデヴィッド
・リンチ監督が演じる!)
が登場。
映画好きには
必見の作品は、
単なる自伝や
自慢の作品でない
ヒューマン・ドラマ
として
超お薦めしたい。
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