「キリエのうた」のあらすじとネタバレ⁈ 岩井俊二による4人の男女の13年間を歌と共に綴る群像劇の傑作。

2023年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「キリエのうた」

2023年10月13日公開(178分)

岩井俊二による
4人の男女の

13年間を
歌と共に綴る
群像劇の傑作。

5月の夕方、
新宿駅南口路上で

シンガー
ソングライターの

キリエ(アイナ
・ジ・エンド)は

生声とギターで
弾き語りを始める。

彼女は歌う時
以外はほとんど
声が出せないが、

その歌声は
歩行者を

惹きつけ
足を止めさせる。

そんな
彼女の前に

イッコ(広瀬すず)と
名乗る女性が

立ち止まって
歌をリクエストし、

泊まる所のない
キリエを家に
泊めてあげる。。。。。

3時間が
全く気にならない
素晴らしい展開。

「打ち上げ花火、
上から。。。。
(1993年)」から

30年来の
岩井監督ファン
としては、

あっという間に
岩井ワールドに
連れて行かれた。

場面は、石巻、
大阪、帯広、
東京と

舞台を
変えながら、

キリエが
子供の時に

 

会った先生
(黒木華)や、

イッコの
家庭教師
松村北斗)の

人生が
交錯していく。

それに
キリエの多くの歌が
添えられるが、

どれも
素晴らしい楽曲。

また、
オープニングの

オフコース
「さよなら」や

「異邦人」などにも
聞き入った。

監督は宮城の
出身ということで、

今回、
つらい震災の

エピソードを
入れたのだろう。

彼女が声が
出ない理由は
そこにあった。

主演の
アイナ・ジ・エンド

初出演とは
思えない演技で

姉妹の2役を
こなし、

広瀬すず
他の主演3人も

文句の
つけようがない演技。

さらに、
村上虹郎
大塚愛

江口洋介
吉瀬美智子
奥菜恵

浅田美代子
樋口真嗣
北村有起哉

松本まりからが
脇を締める。

見どころは
やはり、

キリエの歌で、
音楽は
「スワロウテイル」や

「深呼吸の必要」などの
小林武史が担当。

岩井監督との
相性は抜群。

雪の
北海道のシーン、

大阪の
でっかい木、

千葉の砂浜などの
名シーンも美しく、

岩井美学が
好きな方には
超絶お薦めする作品。

2016年の
「リップヴァンウィンクルの花嫁」を、

 

さらに超える
進化した作品は、

見たら絶対に
本作のCDが

欲しくなる
くらいのレベル。

本作もまた、
間違いなく

来年の
日本アカデミー賞
作品賞の
候補でしょう。

頭の中から
彼女のハスキーな
声が響いています。

劇場内は
若い人から
年配まで、

多くの人がいました。

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