「ティル」のあらすじとネタバレ⁈14歳殺害の実際の事件とその後を描くヒューマンドラマ。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「ティル」
(PG-12)
2023年12月15日公開(130分)

14歳の少年が
殺害された

実際の事件と
その後を描く
ヒューマンドラマ。

1955年、
イリノイ州シカゴ。

夫を戦争で
亡くした

メイミー・ティル
ダニエル
・デッドワイラー)は、

空軍で唯一の
黒人女性職員

として
働きながら、

14歳の息子
エメット
ジェイソン・ホール)と

平穏に
暮らしていた。

ある日、
エメットは

初めて生まれ
故郷を離れ、

ミシシッピ州
マネーの親戚宅を
訪れる。

しかし彼は
飲食雑貨店で

白人女性
キャロリンに
向けて

口笛を吹いた
ことで白人の
怒りを買い、

8月28日、
白人集団に

拉致されて
凄惨なリンチの末に
殺されてしまう。

息子の
変わり果てた姿と

対面した
メイミーは、

この陰惨な
事件を世間に
知らしめるべく、

ある大胆な
行動を起こす。。。。。

久しぶりに
心引き裂かれる
ような衝撃作品。

14歳の
都会の少年が、

夏休みに
黒人差別の

ひどく残る
南部の従弟に

会いに
行っただけで

恐ろしい事件に
発展する。

リンチを受け、
目をくりぬかれ、

頭を撃たれ、
川に捨てられる。

父の指輪が
証拠となって
本人と分かるが、

裁判では、
犯人らが、

エメットは
生きており、

この死体は
本人でないと
うそぶく。

陪審員は
全員白人男性で

裁判に負けるが、
母は負けなかった。

子供の写真を
雑誌に載せ、

世間や黒人の
団体を動かし、

時間はかかったが、
2007年に

「エメット・ティル
未解決の

市民権犯罪行為に
関する法律」を
制定させる。

映画でも、
エメットの

死骸のシーンが
出てくるが、

あまりの無残さに
目をそむけたくなる。

母役の
デッドワイラーの
裁判での証言に、

普通の人なら
涙が出てくるし、

この熱演が
アカデミー賞に

ノミネート
されなかったのが
不思議

(他の60の
映画祭では
21部門受賞してる)。

製作は
「ゴースト」などの

ウーピー
・ゴールドバーグ

エメットを
自分の故郷である

ミシシッピに
送った祖母として

悔やんでも
悔やみきれない
役を演ずる。

アメリカはちゃんと
黒歴史を描くし、

最期に正義が
勝つ所は、

どこかの国とは
違うようだ。

凄まじいほどの
母の愛と、

衝撃の事件を
知りたい方は

超お薦めですので、
ご覧ください。

ワシントンDCの
スミソニアン博物館に

エメット・ティルの
棺が展示
されているそうです。

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