映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「スオミの話をしよう」
2024年9月13日公開(114分)
三谷幸喜監督の
失敗ミステリー
・コメディ。
豪邸に暮らす
著名な詩人
寒川(坂東彌十郎)
の新妻
スオミ
(長澤まさみ)が
行方不明となった。
豪邸を訪れた
刑事の草野
(西島秀俊)は
スオミの元夫で、
すぐにでも
捜査を開始
すべきだと
主張するが、
寒川は
「大ごとに
したくない」と、
その提案を
拒否する。
やがて、
スオミを知る
男たちが
次々と屋敷に
やってくる。
誰が一番
スオミを
愛していたのか、
誰が一番
スオミに
愛されていたのか。
安否を
そっちのけで
スオミについて
熱く語り合う
男たち。
しかし、
男たちの口から
語られる
スオミは
それぞれが
まったく違う
性格の女性で。。。。。
予告編が
一番面白かったので、
それで皆、
期待してしまった。
ユニーク過ぎて
笑えない。
「ラヂオの時間」や
「みんなのいえ」の頃の
三谷監督は
一体どうしたのか?
松坂桃李、遠藤憲一
も含め5人の夫は
頑張り、
長澤まさみも
いろんな
ファッションで
七変化を
見せてくれる。
夫らのシーンは
ほぼ部屋の中
ということで
黒澤明監督の名作
「天国と地獄」を
オマージュ
したようだが、
これなら
舞台で十分で
映画化した
意味は分からない。
また、ラストの
ミュージカルシーンと
カーテンコールも、
映画好きなら
撮りたい
シーンであることは
分かるが、
MGM映画を
見てない
ほとんどの
現代人には
通じない。
どうも映画を
見に来る人は
皆、映画通で
これなら
分かるだろうという
上から目線で、
観客を無視
してしまった。
映画サイトの
評価も総じて低く、
筆者だけが、
面白くないと
感じているのかと
思ったら、
そうではなかった。
オリジナル
脚本作品である
ということには
敬意を表するし、
監督得意の長回し、
さらに
「ヘルシンキ」
の歌は耳に残るが、
観客が
見たいものよりも、
監督が作りたい
ものを見せた、
というのが
正直なところ。
長澤まさみのための
映画なので、
ファンは
見てもいいが、
おじさんたちの
ドタバタシーンも
かなり多く、
「もっと
長澤まさみを
見せろよ」と
言いたくなる。
宮沢エマが
共犯であることは
誰にも
察するところで、
それ自体は
問題ないが、
彼女の
スタイルが
かなり悪く
見える
演出は可哀そう。
今、映画館で
笑いたい方には
「侍タイムトリッパー」か
「お母さんが一緒」
の方を
お薦めする。
全く笑えなかった。
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