映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ブルーピリオド」
2024年8月9日公開(115分)
絵が好きで、
東京芸大を
受験する
若者たちの
漫画を実写化。
高校生の
矢口八虎
(真栄田郷敦)は
成績優秀で
周囲からの
人望も厚いが、
空気を読んで
生きる毎日に
物足りなさを
感じていた。
苦手な
美術の授業で
「私の好きな風景」
という課題を
出された彼は、
悩んだ末に、
一番好きな
「明け方の
青い渋谷」を
描いてみる。
絵を通じて
初めて本当の
自分をさらけ
出せたような
気がした八虎は、
美術に興味を
抱くようになり、
またたく間に
のめりこんでいく。
そして、
国内最難関の
美術大学への
受験を決意するが。。。。。
山口つばさの
原作未読、
知識なしで鑑賞。
何となく空虚な
毎日を過ごして
いた高校生が
「絵が好き」な
ことに気づいて、
芸大受験を
目指す
青春ドラマ。
ライバル、友達、
先輩、先生は
出てくるが、
恋はない。
600日足らずで、
最難関の
東京芸大に
合格するのかは
わからないが、
原作者が
芸大卒というのは
リアルな現実。
監督は
「トーキョーグール」と
まもなく公開の
「傲慢と善良」の
萩原健太郎。
絵筆から
鉄のように
火花が散る
シーンや、
バスが溶ける
シーンなど
漫画では
表現できないものを
映画的に
織り込んで、
楽しみな監督。
主演の郷敦も
よかったが、
桜田ひより、江口のりこ、
石田ひかりら
脇役が素晴らしい。
特に
「好きなことをする
努力家は最強」と言う
薬師丸ひろ子の
美術教師、
と心と体が
一致しない友人の
龍二役の
高橋文哉は、
存在感高い。
また、
出番は少ないが、
ヒューマントラスト
の宣伝に出てる
中島セナも
インパクトがあった。
板垣李光人は
中途半端な
出番だったが、
大学入学後の
次回作が
あるのか?
渋谷の
ヒカリエに続く
ガラスの通路など
渋谷好き、
天才じゃないし
先が見えない方には
お薦めしたい
静かに熱い作品。
ただ、もう少し、
「ブルー」が
強調されても
よかったかな。
ラストの裸婦は、
ブルーなのかと
想像してしまった。
また、
予告編では
「YOASOBI」の
「群青」と
コラボしていたので、
その曲も当然
使われると
勝手に
思っていたが、
それもなしは残念。
音楽的には、
もうひとつ
だったかな。
一番大きな
スクリーン1に
観客2人は
寂しかったが、
「自分らしさ」とは
何かを
探している方には
是非
見て頂きたい。
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