映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「侍タイムスリッパー」
（デラックス版）
2024年8月17日公開（131分）
幕末の侍が、
現代の京都に
タイムスリップする
傑作コメディ時代劇。
幕末の京都。
会津藩士の
高坂新左衛門
（山口馬木也）は
家老から
長州藩士を
討つよう
密命を受けるが、
標的の男と
刃を交えた瞬間、
落雷によって
気を失ってしまう。
目を覚ますと、
そこは
現代の
時代劇撮影所だった。
新左衛門は
行く先々で
騒動を起こしながら、
江戸幕府が
140年前に
滅んだことを知り、
がく然とする。
一度は死を
覚悟する
新左衛門だったが、
心優しい人
たちに助けられ、
生きる気力を
取り戻していく。
やがて彼は
磨き上げた
剣の腕だけを
頼りに撮影所の
門を叩き、
斬られ役として
生きていくことを
決意する。。。。。。
劇場は超満員。
上映が終わった
瞬間に万来の
拍手が起こった。
多分、
六本木で
オリジナル版の
「ウエストサイド物語」
以来のトリハダ。
140年前の文化との
ギャップで笑わせ、
息をのむような
立ち回りと
殺陣の迫力で
魅了し、
そして時代劇愛で
包み込む。
「サマーフィルムに
のって」や
「太秦ライムライト」
同様に
真剣に時代劇が
終わらないように
考えている
皆さんの
エネルギーが
伝わってくる
高揚感のある
作品。
高坂役の山口は
筆者が選ぶ
日本アカデミー賞
男優賞候補だが、
脇も素晴らしい。
特に敵役
・風見の
冨家ノリマサは
貫禄のある風貌。
また、
いぶし銀の
殺陣指導者
関本に
峰蘭太郎も
年齢を
感じさせない
所作を見せる。
監督は
安田淳一で、
資金難の
インディーズ作品に
救いの手を
差し伸べたのは、
東映京都撮影所。
にくいことを
してくれた
おかげで、
本格時代劇
となった。
同監督の
「拳銃と目玉焼き」
（2014年）や
「ごはん」
（2017年）も
是非リバイバル
して頂き、
未来映画社の
3本立てで
見せて欲しい。
万人に
ドストライクで
面白く、
殺陣の
シーンもたっぷり
楽しめる作品は、
是非映画館で
見るべし。
劇場だから、
全員で一緒に笑って、
一緒に泣ける。
脚本素晴らしく、
とにかく超お薦め。
（デラックス版）
というのは、
一部のシーンを
追加して
あるらしい。
今年の
賞レースの
台風の目に
なるかも。
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