「カミノフデ 怪獣たちのいる島」のあらすじとネタバレ⁈怪獣特撮によるチープなアナログ作品。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「カミノフデ
怪獣たちのいる島」

2024年7月26日公開(74分)

怪獣特撮の
レジェンドによる

チープな
アナログ作品。

特殊美術造形家の
時宮健三
佐野史郎)が
他界した。

孫の朱莉
鈴木梨央)は

時宮の仕事に
良い思い出がなく、

複雑な心境で
ファン向けの

お別れ会に
参列する。

そこには
特撮ファンである

同級生・卓也も
来ていた。

朱莉と卓也は、
時宮が作ろうと
していた映画

「神の筆」に
出演予定
だったという

男・穂積
斎藤工)との
出会いをきっかけに、

その映画の世界に
入り込んでしまう。

そこでは、
映画には

登場しないはずの
怪獣ヤマタノオロチが

すべてを
破壊しようとしていた。。。。。

予告編を見た時、
昭和の人間としては

絶対見たいと
思ったが、
失敗作だった。

怪獣造形の
プロである

村瀬継蔵が
80代になって
初監督したが、

アナログな
特撮を今、作る意味は
感じられなかった。

日本アカデミー賞で
協会特別賞を
もらったので、

そのご褒美なら
わかるが、

劇場公開作品
としては
お粗末すぎた。

着ぐるみなどの
特撮は、

もう無くなる
技術のひとつで、

もちろん、
それらの映画で

大喜びしていた
昭和世代としては

リスペクト
するものの、

今の時代に
魅せられては、

ノスタルジーのみで
新鮮さは
全くなかった。

主演は
ポカリスエットCM
などの鈴木梨央

友情出演の
齋藤工をはじめ、

釈由美子
佐野史郎

樋口真嗣らが
サポートするも、

鑑賞に
堪えられる
レベルに
なっていない。

ヤマタノオロチは、
キングギドラと

どう違うか
わからないし、

大魔神みたいなのも
出てきた。

監督の
最初で最後の
作品ならば、

もっと
たくさん今まで

見たことも無い
造形の怪獣たちを
出して欲しかった。

音楽は
ドリカムの
「Kaiju」と

オリジナル曲は
豪華すぎて
本作に合わない。

アナログ撮影が、
日本の技術であり、

文化であるが、
伝統芸能ではないので、

いずれ陳腐化
して消滅する。

例えば、
日本は技術立国だ

という発言は
良く聞くが、

完全に
ガラパゴス化して、

世界に遅れを
とっていることに
誰も気づいていない。

もし、本作が、
そのことに

気づきを
与えるのであれば、

本作を製作した
意味はあるが、

そうでなければ、
新作の映画として、

皆さんに
お薦めすることは
難しい。

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