映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「あの花が咲く丘で、
君とまた出会えたら」
2023年12月8日公開（127分）
1945年に
タイムスリップした
JKの恋物語。
親にも学校にも
不満を抱える
高校生の百合
（福原遥）は、
進路をめぐって
母親（中島朋子）と
ケンカになり、
家を飛び出して
近所の防空壕跡で
一夜を過ごす。
翌朝、百合が
目を覚ますと、
そこは
1945年6月の
日本だった。
通りがかりの
青年・彰（水上恒司）に
助けられ、
軍の指定食堂に
連れて行かれた
百合は、
そこで
女将のツル
（松坂慶子）や
勤労学生の千代、
彰と同じ隊の
石丸（伊藤健太郎）、
板倉、寺岡、
加藤らと出会う。
彰の誠実さや
優しさに
ひかれていく
百合だったが、
彼は特攻隊員で、
間もなく命懸けで
出撃する
運命にあった。。。。。
「とにかく泣ける」
という
汐見夏樹による
ベストセラー小説は
未読。
展開はベタで、
切ない
ラブストーリーだが、
特攻を
美化していない点は
評価したい。
袋井のゆり園を
使った
お花畑のシーンが
見どころで、
凄い百合の量に
圧倒される。
ほんとは
黄色いらしいが、
VFXで
白にしたらしい。
唯一、
福原遥が
高校生に
見えないのが、
残念だったが、
収穫は松坂慶子。
超セクシーな
彼女の初主演作品
「夜の診察室」
（1971年）を、
興味半分で
若いころに
見に行ったが、
いまや、すっかり
「日本のおかあさん」に
なっていた。
また、事件後の
復帰作「冬薔薇」で
悲壮感に
あふれていた
伊藤健太郎は、
ムードメーカー役で
脇に徹していた。
水上君
（元・岡田健史）は
正統派の2枚目だが、
そろそろ違う役も
やって欲しい。
監督はCM出身の
成田洋一。
歌は福山雅治の
「想望（そうぼう）」で、
ある人を
慕い仰ぐこと、
あるいは心に
思い描くこと、
という
意味らしい。
裏声だらけで、
とても
カラオケで
歌えないが、
テーマに合った
楽曲。
戦争を中心に
描いた作品ではなく、
淡い恋物語だが、
戦争を知らない
すべての若い人に
見てもらいたい。
約80年前には
日本でも
戦争があったのだ。
今年もまた、
どこかで
新しい戦争が
起こる可能性は高く、
戦争だけは
やめるように
若い人には
動いてもらいたい。
そして、
不満ばっかり言う
高校生は、
あの防空壕に
堀り込むしかないな。
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