映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「憐れみの３章」
（R-15）米英合作
2024年9月27日公開（165分）
同じキャストで描く
３つの寓話
オムニバス。
第１章
「R.M.F.の死」
選択肢を奪われ、
自分の人生を
取り戻そうと
格闘する男、
第２章
「R.M.F.は飛ぶ」
海で失踪し
帰還するも
別人のように
なった妻を
恐れる警官、
第３章
「R.M.F.サンドイッチ
を食べる」
卓越した
教祖になると
定められた
特別な人物を
懸命に探す女。
という３つの
奇想天外な話。。。。。
サーチライト
・ピクチャーズの
サーチライトが
出てくる
冒頭から、
あの奇妙で
セクシーな
音楽がかかると、
一気に
ランティモス
・ワールドに
引きこまれ、
３時間弱を
全く飽きさせないし、
目を離したら、
展開が
わからなくなる
作品。
例えば、第１章で、
何でも社長
（ウイリアム・デフォー）の
言うことを聞く男
（ジェシー・プレモンス）は、
車で衝突して
ある男を殺す
依頼は断る。
そのことで、
社長から
不当な扱いを
受けるが、
同じことを
依頼された女
（エマ・ストーン）は、
殺しを実行する。
長いから
DVDでいいやと
思って
目を離した瞬間に
とんでもないことが
起こる作品なので、
やはり劇場で
見る作品だろう。
裸になる
シーンもあれば、
指を切断する
グロテスク
極まりない
シーンもあり、
不条理と過剰な
ブラックユーモアが
詰め込んである。
「脳をかき乱す」と
宣伝文句に
あったが、
まさにその通りで、
強烈な
インパクトを残す
シーンがあるので、
見る人の
チャレンジは必要。
３つの物語で
役どころは違うが、
出ている俳優は
同じという
舞台のような
感覚も味わえる
独創性。
共演は他に
「ドライブ・アゥェイ
・ドールズ」
「マイ・ニューヨーク
・ダイアリー」の
マーガレット
・クアリーや
アジア系の
ホン・チャウなど。
監督は
「ロブスター」
「哀れなるもの」
などで、
奇想天外な
作風を見せる
ヨルゴス・ランティモス。
好みはかなり
別れる強烈さだが、
２度、３度と
見たくなる人も
多いのでは。
原題は
「Kinds of Kindness」と
「優しさ・親切の種類」と、
タイトルも
ユニーク過ぎる。
ジェシー・プレモンスは、
本作でカンヌ映画祭
男優賞受賞。
親指とブロッコリーの
炒め物を
食べたい方、
サウナで体に
溜まった
不純を出したい方、
車の運転の
荒い方には、
本作を
超お薦めしたい。
ただ、
ポスター・ビジュアルにある
自分の顔の仮面を
被るシーンは
なかった。
表現の
ユニークさ、
刺激が
欲しい人は、
見ておくべきだろう。
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