「ぼくが生きてる、ふたつの世界」のあらすじとネタバレ⁈コーダの男の子の28年を描く家族の感動ドラマ。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「ぼくが生きてる、
  ふたつの世界」

2024年9月20日公開(105分)

コーダの
男の子の

28年を描く
家族の感動ドラマ。

宮城県の
小さな港町。

耳のきこえない
両親のもとで

愛情を受けて
育った

五十嵐大
吉沢亮)にとって、

幼い頃は母
忍足亜希子)の

“通訳”をすることも
ふつうの日常だった。

しかし
成長するとともに、

周囲から
特別視されることに

戸惑いや
いら立ちを
感じるようになり、

母の明るさすら
疎ましくなっていく。

複雑な心情を
持て余したまま

20歳になった
大は逃げるように
上京し、

誰も自分の
生い立ちを
知らない

大都会で
アルバイト生活を
始めるが。。。。。

やりきれない繊細な
気持ちの動きが

読み取れる
家族の物語は、

今年のベスト3に
入る傑作。

漫画原作の
主人公が多い
吉沢だが、

本作こそが、
彼史上最高の作品で、

手話のあまりに
ナチュラルな
演技にも驚く。

母が好きだった
彼だが、

反抗期になると
母のことが

恥ずかしいと
言い出し、

やがて嫌いな
存在となってしまう。

親子の
葛藤もあるが、

それを包み込む
母の愛にラストは
救われる。

題名の
「ふたつの世界」とは、

「きこえる世界」と
「きこえない世界」を
現しており、

彼はコーダ
(Coda:詳しくは
米アカデミー賞受賞の
「コーダ あいのうた」
を参照のこと)として

ふたつの世界を
生きていくが、

成長した
彼の姿を見て、

静かな涙が
こみあげてくる。

母役の忍足は、
54歳なのに、

20代からを
演じており、
ありえない役作り。

自然体の母の演技は
アカデミー賞もの。

他に
烏丸せつこでんでん
今井彰人
ユースケ・サンタマリア
なども個性豊か。

監督は
「そこのみにて光輝く」

「きみはいい子」などの
呉美保。

脚本が
「正欲」
「ゴールデン・ボーイ」
などの港岳彦と
素晴らしい。

「こんな家に
生まれたくなかった」と
はっきり言うなど、

ある意味
「親ガチャ」
映画だが、

親の覚悟を知れば、
それは取るに
足らないことだと分かる。

家族のことで、
いじめられた
ことのある方、

自分は不幸だと
思っている方、
是非見て頂きたい。

Codaのことが
分かる仏映画

「エール!」や
「Codaあいのうた」が
もう一度見たくなる。

「コーダ」という
言葉が普通に

認識される時代に
なったのも嬉しい。

久しぶりに
パンフレットを
買いました。

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