映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「DOGMANドッグマン」
(仏)PG-12
2024年3月8日公開(114分)
「ドッグマン」と
呼ばれる
男の壮絶な
半生を描くドラマ。
ある夜、
1台の
トラックが
警察に止められる。
運転席には
負傷した
女装男性がおり、
荷台には
十数匹の犬が
乗せられていた。
「ドッグマン」と
呼ばれる
その男(ケイレブ
・ランドリー
・ジョーンズ)は、
自らの半生に
ついて語り始める。
犬小屋に入れられ、
暴力を浴びて
育った少年時代。
犬たちの存在に
救われながら
成長していく中で
恋を経験し、
世間に
なじもうとするも、
人に裏切られて
深く傷ついていく。
犬たちの愛に何度も
助けられてきた彼は、
生きていくために
犬たちとともに
犯罪に手を染めるが、
「死刑執行人」と
呼ばれる
ギャングに
目をつけられてしまう。。。。。
近年は「TAXi」や
「トランスポーター」
シリーズなどの
製作で裏方に
回っていた感のある
リュック・ベッソンが
監督として
本気を出してきた
作品。
実話に
インスパイア
されたらしいが、
こんな人生って
あるのか?
子供時代は
親からの虐待で、
犬小屋に入れられ、
犬のえさで究極の
サバイバルを経験、
その後も
シャンソンを
歌えることで、
障害者ながら、
ドラァグクイーン
として
キャバレーで
生計を立てながら、
多くの犬と生活し、
困った人を助ける。
犬の方が
家族より大事な
「犬男」になるのは、
あの問題作
「二トラム」で
主人公を演じた
ケイレブ・ランドリー
・ジョーンズ。
絶対に記憶から
消えない映画の
ひとつだし、
あの役は
誰もやりたくないが、
本作でも
信じられないような
生態を演じる。
30年前の
「レオン」に
匹敵する
面白さであり、
ヴェネチア映画祭に
出品。
英語なので、
てっきり
アメリカ映画かと
思いきや
フランス作品。
「In the name of the God」
を裏から、
一部が
見えないまま読むと
「Dogman」に
なるあたりは秀逸。
犬は汚い獣として
聖書には
描かれており、
まもなく公開の
「オーメン・ザ・ファースト」でも、
山犬の母が
悪魔の子
ダミアンを産む
シーンがある
のだろうか?
犬と暴力に
満ちた人生を描く、
ダークな作品は
見応え十分な
超お薦め作品。
音楽も
モンローや
ピアフの曲など、
暗い人生と
対照的に
浮かび上がる。
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