映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「雪風 YUKIKAZE」
2025年8月15日公開(120分)
実在の駆逐艦・雪風の数奇な
運命を描く反戦ドラマ。
太平洋戦争下、
数々の激戦を最前線で戦い抜き、
ほぼ無傷で終戦を迎えた
駆逐艦「雪風」。
軽量で機動性に
優れていることから、
艦隊の先陣を切って
魚雷戦を仕掛け、
対空戦闘によって
戦艦や空母といった
主力艦を護衛するのが
駆逐艦の役目であり、
「雪風」は任務を果たしながら、
幾多の戦場を生き抜いていく。
そして、
最後まで戦場に留まり、
沈没する僚艦から海に
投げ出された仲間たちを救助して
帰還することも多く、
時には
敵兵にも手を差し伸べた。
「雪風」は戦うために
出撃しながらも、
最後は必ず人を救って
戻ってくることから、
「幸運艦」「不沈艦」
と称された。。。。。
以前の戦争作品は
ヒーロー的な役割の人がいたが、
当然ながら本作には
ヒーローはいない。
あえて言えば「雪風」
そのものが、救助船、
引き上げ船として活躍した
ヒーローかも。
戦闘シーンに重きを
置いてないことは理解するが、
VFXのレベルが低すぎるし、
大和は正面映像(絵にも見える)だけで、
使いまわされていた。
そういう意味では、
「連合艦隊」や「男たちの大和」
みたいな戦争映画と思って
みるとがっかりするので、
女性も見れる
人間ドラマとして見て欲しい。
「普通であることのありがたみ」を
感じることができる。
主演は竹野内豊。
玉木宏は「真夏のオリオン」
「沈黙の艦隊」とダメ戦争映画が続いたが、
ようやく本作で取り戻せた。
共演は
奥平大兼、當真あみ、
中井貴一、田中麗奈、
石丸幹二、増岡徹ら。
戦艦大和の艦長は「ゴジラー1.0」
でも艦長役の田中美央。
監督は「空母いぶき」の
助監督だった山田敏久。
初の長編監督作品かも。
楽曲はUruの「手紙」。
とても切ないメロディー。
ラストに大物ゲストが出るが、
これは賛否両論。
あのシーンは必要だった?
「誰も戦争をしたくなかった」
ととれる発言が多いが、
なぜ、
日本は馬鹿な戦争に
突き進んだのか、
明らかにする映画が必要。
「雪風」は戦後、
戦時賠償艦として連合国の
中華民国に引き渡された。
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