映画を愛して、映画大好きだからこそ!
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映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「戦場にかける橋」
4K(午前10時の映画祭)
1957年12月25日公開(155分)
日本の捕虜収容所と
米英捕虜を描く
戦争スペクタクル
大作。
1943年、
ビルマ。
ニコルソン大佐
(アレック・ギネス)率いる
英国軍捕虜が
収容所に
移送されてきた。
所長の斉藤大佐
(早川雪洲)は、
彼らに米軍捕虜の
シアーズ中佐
(ウィリアム・ホールデン)
らと共に
クワイ河に
架ける橋の
建設現場で働く
ことを強要する。
捕虜たちに
生き甲斐を
与えようと
考えていた
ニコルソンは
これを承諾、
工事は着々と
進んでいたが、
収容所を脱走した
シアーズの
手引きによって、
連合軍による
橋の爆破計画が
進行していた。。。。。
1970年代から
何度かTVで
見ていたが、
劇場鑑賞は初見。
オールスターキャストの
戦争大作だが、
きめの細かい
人物描写で、
アカデミー賞作品賞を
含む7部門を
独占した、
まさに
「不朽の名作」。
素晴らしいのは、
当時の戦争映画が
悪を単なる
悪として
描くのではなく、
斎藤大佐の
苦悩もきちんと
描いているところが
凄い。
また、
アレック・ギネス
扮する
ニコルソン大佐の
ジュネーブ協定を
盾にした
真っ当な主張と、
それによって
犬小屋みたいな
小さな小屋に
軟禁される場面も
印象的。
アレック・ギネスも
スターウォーズの
ジェダイでしか
若い人は
見てはいないと思うが、
その時代の大作に
すべて出ている
超名優。
俳優らは、
ジャングルでの撮影、
本当に大変だったと
想像する。
監督は「旅情」
「アラビアのロレンス」
「ドクトルジバゴ」の
巨匠デヴィッド
・リーン。
あの橋を本当に
作ってしまう
スケール感に
驚くし、
今だったら、
CGなのだろう。
ホールデンは
いかにも米兵
という感じだが、
最期は自分の
使命に気づく
役どころ。
驚いたのは
「クワイ河マーチ」は、
口笛の
インスツルメンツだけで、
2回とも歌は
無かった。
勝手に歌が
あったと
思い込んでいた。
原題は
「The Bridge
over the river Kuwai」。
橋というのは、
戦争をしている
国でも
つなぐことが
できるが、
結局、
破戒されてしまう。
戦争の愚かさを
示した、
まさに
反戦映画を
リーン監督は
作りたかったのだろう。
70年も前の
作品だが、
超お薦めの作品。
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