「雪の花 ともに在りて」のあらすじとネタバレ⁈日本で初めてワクチン接種をした実在の医師の奮闘ドラマ。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「雪の花 ともに在りて」

2025年1月24日公開(117分)

日本で初めて
ワクチン接種をした

実在の医師の
奮闘ドラマ。

1850年代、
江戸時代末期、

有効な治療法がなく
多くの人の命を

奪ってきた
痘瘡(天然痘)。

福井藩の町医者
・笠原良策
松坂桃李)は、

その痘瘡に有効な
「種痘(予防接種)」

という予防法が
異国から

伝わったことを
知り、

京都の蘭方医
・日野鼎哉
役所広司)に
教えを請い、

私財を
投げ打って必要な

種痘の苗を
福井に持ち込んだ。

しかし、
天然痘の膿を

あえて体内に
植え込むという
種痘の普及には、

さまざまな
困難が立ちはだかる。

それでも良策は、
妻・千穂
芳根京子)に

支えられながら
疫病と闘い続ける。。。。。

ジェンナーが発見した
ワクチン接種方法を

日本で最初に
実施した

福井の町医師の
物語。

非情に地味な
展開ながら、

日本人の凛とした
所が出て、
背筋が伸びる思い。

説明も分かり易く、
特に、子供に

次々に種痘を
植えつぎながら、

継代させる方法には
びっくりした。

当時の漢方医は
もちろん、

一般の人からも
大反対に合いながら、

蘭学にある
方法を進める

情熱を持った
医師を松坂が好演。

また、
その妻に
やたらと強いし
(美しい)芳根京子

そして
役所広司が出番は
少ないが

作品をしめる
役割を発揮。

共演は他に
三浦貴大宇野祥平

吉岡秀隆益岡徹
坂東龍太ら。

監督は
クロサワ組の
生き残りで、

役所広司とは
「蜩ノ記」

「峠 最後のサムライ」を
撮った小泉堯史。

美しい日本の
原風景に
こだわっている。

雪の峠を
越えるシーンは

全滅かと
ヒヤヒヤした。

すべての医療関係者に
見て頂きたいし、
福井県は勿論、

全国の人にも
ワクチンの大切さを

理解して
もらいたいので、
見て欲しい。

ワクチンによる
予防医学で

多くの人が
感染症から守られ、

子供の死亡率も
大きく改善した。

その出発点とも
言える作品だけに、

時代劇ファンだけの
作品ではない。

原作は吉村昭の
「雪の花」。
お薦めです。

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