「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」のあらすじとネタバレ⁈パレスチナへの非人道行為を描くドキュメンタリー。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「ノー・アザー・ランド
故郷は他にない」

(ノルウェー・パレスチナ合作)
2025年2月21日公開(95分)

パレスチナへの
非人道行為を描く
ドキュメンタリー。

ヨルダン川西岸の
パレスチナ人
居住地区

マサーフェル
・ヤッタで

生まれ育った
バーセル・アドラーは、

イスラエル軍
による占領が進む

故郷の様子を
幼い頃から
カメラに収め、

世界へ向けて
発信してきた。

そんな
彼のもとに、

自国政府の
非人道的な

行為に心を
痛める

イスラエル人
ジャーナリストの

ユバル・アブラハームが
訪ねてくる。

同じ思いで
行動をともにし、

パレスチナ人と
イスラエル人

という立場を
越えて対話を
重ねるなかで、

2人の間には
友情が芽生え
はじめる。

しかし
その間にも

軍の破壊行為は
過激さを増し、

彼らが撮影する
映像にも

痛ましい
犠牲者の姿が
増えていく。。。。。

2019年から
23年10月までの

4年を描く驚愕の
ドキュメンタリー。

イスラエル軍による
住居破壊や

井戸を埋める
といった行動を
撮ったのは、

パレスチナ人
バーセルと、

イスラエル人
カメラマンの
ユヴァル。

日本人の目は、
この時期、

ガザの惨状にしか
目が行ってない

(マスコミが
ガザしか
報道しない)が、

ヨルダン川
西岸地区でも

不条理
極まりないことが
行われていた。

カメラを回す
行為自体が
恐ろしい世界で、

危険を顧みずに
至近距離から
撮影。

目の前で本当に
撃たれる場面が
2回も出てくる。

これで
RatingがGなら、

日本の中高生にも
見せるべき
衝撃の作品。

「娘は戦場で生まれた」
「マウリポリの5日間」
と並ぶ、

忘れられない
作品だが、

決定的に違うのは、
パレスチナと
イスラエルの

2人が共同して
本作を
撮影していること。

さらに言えば、
監督は前述の

2名以外に
あと二人いて、

彼らも
パレスチナ人と
イスラエル人。

復讐の連鎖を
なんとか止めたい

4人が協力して
撮影し、

世に送りだした
ことに意味がある。

そんな
力強い作品は、

米アカデミー
長編ドキュメンタリー賞
をはじめ、

世界61の賞を受賞
・ノミネート
されている。

イスラエルの
悪行に対し、

何もできない
日本政府や
自分に腹が立つが、

それでも
たくさんの人が、

こんな地味な作品を
見に劇場に

来ていることには
感激した。

元嵐の〇〇君など、
ジャーナリスト
かぶれしている方は
是非、本作品を見て、

ガザやヨルダン川西岸に
行って本物を
撮影してきて欲しい。

できないなら、
TVでニュース解説を

偉そうにするのは
やめて欲しい。

家を壊されても、
そこに住もう
とする人々の

強さを感じ取って
欲しい。

超お薦めの作品。
彼らの故郷は

ここ以外には
ないのです。

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