映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「パトリックとクジラ
6000日の絆」
(オーストリア)
2025年8月29日公開(72分)
パトリックと
鯨たちの交流を描く
ドキュメンタリー。
ウォール街の弁護士から
水中カメラマンに転身し、
BBCの海洋ドキュメンタリー
「ブルー・プラネットII」で
撮影を担当したエピソードで
英国アカデミー賞を受賞した
経験を持つパトリック・ダイクストラ。
少年時代にワシントンDCの
スミソニアン自然史博物館で見た
シロナガスクジラの
レプリカに衝撃を受けて
クジラに魅了された彼は、
水中カメラマンとして
世界中を巡り、
20年にわたりクジラを
追い続けてきた。
2019年のある日、
パトリックはドミニカの大海原で
メスのマッコウクジラと遭遇する。
クジラはパトリックに興味を持ち、
コミュニケーションを
取ろうとしていた。
パトリックはそのクジラに
「ドローレス」と名付け、
彼女がクジラの知られざる
生態を教えてくれると
信じて再び彼女を捜しはじめる。。。。。
冒頭、
水面に対して縦に並ぶ
クジラたちに驚かせられる。
そして、
水面近くのクジラに
日が当たると、
面白い海面の模様が映る。
さらに驚くのは、
広い海の中でドローレスと
毎年のように会うこと。
人間に興味を示す
クジラは10頭に1頭くらい
いるらしいが、
パトリックが来ると、
彼を探しにやってくる。
また、
キャンオープナーも
子供ホープを連れて
人に会いに来るクジラ。
全編、
圧倒的な迫力と映像美で、
クジラとランデブー
しているように思える。
子供たちが見ても、
楽しいクジラとの
コミュニケーションなので、
是非、
お子さんを連れて
見て欲しい作品。
ラストはカメラを
逆さまにしたのか、
クジラも人も波に
乗ったような映像も見れる。
大きなクジラだからこそ、
巨大なスクリーンに映えて、
穏やかな気持ちにさせてくれる。
ただ、
音楽にはもう少し工夫が
欲しかったかな。
暑い夏にクジラたちの泳ぐシーンは、
とても涼しげで、
クジラの不思議な
生態や息を飲む美しさを
感じたい方には超お薦めする。
監督は自然ドキュメンタリー
というジャンルを確立したと
言われるマーク・フレッチャー。
物語はあって
無いようなものだが、
クジラとの交流を見ているだけで
全く飽きなかった。
原題は
「Patrick & the Whale」。
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