映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「グラン・ブルー完全版」
4K(R-15)
仏・伊合作(1988年製作)
1992年8月(日本初公開)
2025年8月29日公開(168分)
49分の未公開シーンを追加した
完全版が4Kで蘇った。
幼い頃に海辺で出会い、
潜水の腕を競い合っていた
ジャックとエンゾ。
成長したエンゾ
(ジャン・レノ)は、
フリーダイビングの大会に
ジャック(ジャン・マルク・バール)を誘う。
勝負に燃える情熱的なエンゾと、
イルカと心を通わせるように
海に潜る孤高のジャック。
2人は競い合いながらも、
互いに影響を与え合っていく。
一方で、
ジャックは彼に思いを寄せる
女性ジョアンナ(ロザンナ・アークエット)と
ひかれ合いながらも、
海への憧れと人間世界との
狭間で揺れ動く。
そんなある日、
ジャックは人間の限界に
迫るような記録を打ち立てる。
負けず嫌いなエンゾは、
その記録を超えようと
さらなる挑戦に
身を投じていくが。。。。。
当時29歳の
リュック・ベッソン監督の
出世作となった作品が
37年ぶりに168分の
完全版として蘇った。
しかも4K修復され、
映像も音声も美しい。
実在の伝説のダイバー、
ジャック・マイヨールに
インスパイアされた
フリーダイビングの物語で、
120mという深海に挑む
2人の男を描く。
深淵のブルー(グラン・ブルー)に
気持ちを奪われた彼らは
「(海面に)上がってくる
理由が見つからない」と言う。
ラストも期待を裏切る
フランス映画的な終わり方。
ハリウッドや日本なら
こんな終わり方はできない。
主演の
「イルカに一番近い男」は、
ジャン・マルク・バール。
そして共演は、
今やフランスを代表する
国際俳優のジャン・レノ。
そして紅一点は、
コケティッシュでキュートは
ロザンナ・アークエット。
鼻が高すぎる!
冒頭のうつぼの餌付けの
シーンから驚いたが、
子供時代の白黒映像から、
一気にグランブルーの
カラーに変わる設定も
素晴らしすぎる。
ギリシャやシチリアの
美しい海を120%生かした作品は
フランスで大ヒットし、
世界中の若者に影響を与えた。
監督のベッソンは、
その後「ニキータ」「レオン」
「フィフス・エレメント」など
ヒット・メーカーに。
音楽は
コンビのマリック・セラ。
本当の海のブルーが
知りたい方、
イルカと人間の
共存が見たい方、
人間の限界に挑む
フリーダイビングという
競技の凄さを感じたい方は
是非ご覧ください。
超お薦めです。
笑えるシーンもたっぷりで、
エンゾのぼろ車や
彼のお母さんのパスタ・シーン、
そして日本チームが競技会に
出るとこなど、恥ずかしいくらい。
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