映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀｀*)
「かなさんどー」
2025年2月21日公開（86分）
沖縄民謡をベースに
家族の愛を描く良作。
赤嶺美花
（松田るか）は
認知症の父
悟（浅野忠信）の
余命がわずかだとの
知らせを受け、
7年ぶりに故郷
沖縄県伊江島に
帰ってくる。
美花はかつて
母・町子
（堀内敬子）が
亡くなる間際に
助けを求めて
かけた電話を
取らなかった
父のことを
許せず、
父に対して
心を閉ざしていた。
帰郷しても
父との関係を
修復しようと
しない美花
だったが、
島の自然に
囲まれて両親と
過ごした
かけがえのない
時間を思い返すなかで、
母が遺した
日記を見つける。
そこには母の
真の思いと、
父と母だけが知る
愛おしい秘密が
記されていた。。。。。。
ガレッジセールの
ゴリこと
照屋年之監督が
沖縄愛にあふれる
作品を再び作った。
前回の「洗骨」は、
傑作だったが、
本作はちょっと
トリッキーな
作品で見る人は
騙される。
おやじと喧嘩する
娘が仲良くなる
王道の
ストーリーながら、
その見せ方が
うまい。
脚本も照屋監督
とのことで、
「ビッグ・フィッシュ」を
見た時のような
感じを受けた。
ユリの花畑で
歌う民謡
「かなさんどー」は、
「愛おしい」
という意味らしい。
主演は沖縄出身で
「ちむどんどん」
などの松田るか、
そして母役の
堀内敬子が
素晴らしい。
冒頭の唇に
口紅をさす
シーンは印象的。
しかも、
娘が母の化粧に
変わる仕掛け。
二人は本当の
親子に見える。
そしてダメ親父に
浅野忠信だが、
これもうまい。
伊江島の
景色も美しく、
「ちゅらさん」
以降続く、
ゴリの沖縄愛が
満載。
日記を残した方が
良いか
迷っている方、
映画のトリックに
引っかかって
みたい方には
是非見て頂きたい
「愛おしい」作品。
上映劇場が
少ないのは
残念だが、
超お薦めの
感動作。
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