映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「愛を耕すひと」
(デンマーク・ドイツ
・スウェーデン合作)
2025年2月14日公開(127分)
荒野の開拓に挑んだ
英雄の事実に
基づく歴史
ヒューマン・ドラマ。
18世紀
デンマーク。
貧窮にあえぐ
退役軍人ルドヴィ
・ケーレン大尉
(マッツ・ミケルセン)は、
貴族の称号をかけて
荒野の開拓に
名乗りをあげる。
それを知った
有力者
フレデリック・デ
・シンケルは
自らの権力が
揺らぐことを恐れ、
あらゆる手段で
ケーレンを
追い払おうとする。
ケーレンは
自然の脅威と
デ・シンケルの
非道な仕打ちに
抗いながら、
デ・シンケルの
もとから
逃げ出した
使用人の女性
アン・バーバラ
(アマンダ・コリン)や、
家族に見捨てられた
少女アンマイ・ムス
(メリナ・ハグバーグ)
と出会い、
家族のように
心を通わせていく。。。。。
ドイツで栽培されていた
ジャガイモを
デンマークで作った
無骨な男の物語。
ケーレン自身も
むち打ちや
惨い熱湯かけの
拷問にあうが、
最期は
シンケルが、
アンに無残に
殺される。
彼は本来欲しかった
貴族の称号は
あきらめ、
アンとの愛に走る
ハッピーエンド。
マッツのうまさは
書くまでも無いが、
アマンダ
・コリンや
タタール人
子役のメリナの
かわいらしさや
表情は光るものが
あった。
監督は
「ロイヤル・アフェア
愛と欲望の王宮」
(2012年)や
「ダークタワー」の
ニコライ・アーセル監督。
全体のトーンは
荒地が舞台で
暗いので、
劇場で見るに
ふさわしスケール。
また、当時の
入植の仕組みや
政治との
かかわりなども
わかりやすく示し、
脚本もうまい。
今や世界的
スターとなった
マッツ主演でないと
デンマーク映画は
日本で放映される
ことが少ないからこそ
見て欲しい。
原題は
「The Promised Land」。
2012年に
マット・デイモン主演で
「プロミスト・ランド」
があるので、
同じタイトルには
できなかったのだろう。
ただ、
「愛を耕す人」も
悪くないと思う。
23年の
ベネチア映画祭
出品作品は、
骨太な農作業と
繊細な家族愛の
ドラマとして
お薦めしたい。
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