「Flow」のあらすじとネタバレ⁈今年のアカデミー賞アニメ部門を制した猫の冒険物語。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「Flow」

(ラトビア、仏、ベルギー合作)
2025年3月14日公開(85分)

今年の
アカデミー賞
アニメ部門を制した
猫の冒険物語。

世界が大洪水に
見舞われ街が
消えていくなか、

1匹の黒猫が
旅立つことを
決意する。

流れてきたボートに
乗り込んだ猫は、

一緒に乗りあわせた
動物たちとともに、

想像を超える
出来事や危機に
襲われる。

時に運命に抗い、
時には流され
漂ううちに、

動物たちの間には
少しずつ友情が
芽生えはじめる。。。。。

本作を見る前は、
「野生の島のロズ」が

本命だと
確信していたが、

本作を見て、
納得した。

ハリウッド大作
アニメが

数百億円もかけて
製作するのに対し、

オープンソースの
アニメ・ソフトを利用し、

製作費は
わずか5.5億円。

それで、
このハイ・クオリティーな
作品が生まれた。

特に独創的だと
感じたのは、

ガラス、水、鏡などに
反射するシーン。

結構、いろんな
場面に出てきて、

どれを取っても
素晴らしい表現力。

また、
黒猫の色が光で
微妙に灰色に
なったり、

黒に見えたりと
工夫もなされている。

物語はシンプルで
洪水により、

水位が急速に
上昇する中、

動物たちは
人が作った
小さな船に逃げる。

まさに小さな
ノアの箱舟。

黒猫の他は、
犬、カピバラ、

ワオキツネザル
(映画「マダガスカル」
に出てくる
愛嬌のある猿)と鳥。

会話は一切なく、
動物たちの
泣き声だけ。

セリフには頼らず、
世界中の

誰もが見て
理解できる作品。

人は一切
出て来ないが、

不思議な文明や
クジラのような
巨大生物も現れる。

水の中も美しく
描かれており、

水没した世界を
見せてくれる。

監督は欧州の
小国ラトビアの
ギンツ・ジルバロディス。

50人のスタッフ
とともに、

クリエイティブで
素晴らしい
作品を作り上げ、

もしかすると
アニメのゲーム
・チェンジャー
となる作品かも。

カンヌ映画祭で
上映され、

ゴールデングローブ賞
アニメ賞も受賞。

数々の映画祭で
高評価を得た作品は、

時代の
エポックメーキングとなる

アニメ作品だけに
日本アニメしか
知らない

日本の観客に
見て頂きたい。
超お薦めです。

「Flow」は
「流れ」の意味。

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