「IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー」のあらすじとネタバレ⁈カラックス監督のポートレート作品。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「IT’S NOT ME
イッツ・ノット・ミー」

    (仏)
2025年4月26日公開(42分)

カラックス監督の
セルフ・ポートレート作品。

レオス・カラックス監督が
パリの現代美術館

ポンピドゥー・センターからの
委任で構想するも、

予算が膨らみすぎたため
実現しなかった
展覧会の代わりとして制作。

「いま君はどこにいる?」という
ポンピドゥー・センターからの
問いかけを根源的に捉え直し、

自分がどこから来て
どこへ行くのか
という答えのない謎に、

地の底から響くような
低い声で口ごもりながら語り、
映像で回答した。。。。。

映画や写真、ホームビデオなどの
素材を次々に見せる。

それも古い
モノクロからカラーまで。

さらに、
色は反転し、
人も動物も滅茶苦茶に登場。

プーチンやヒトラーなどの
政治家から、

踊ってぐるぐる回る女性、
マリリン・モンロー、

ヒッチコック、
グレース・ケリーなどの

映画俳優や監督が、
全く不規則に並べられた、

まさにフランスが生んだ
天才ゴダールの
オマージュを見せてくれる。

監督は
「ボンヌフの恋人」
「アネット」のカラックス。

独特な彼の表現や
ゴダールの後年の

作品を知らない方には
ちょっと辛い作品。

しかし、
見入っていると、
あっという間の42分。

本作を見ると、
コンテンポラリーな

外観の
ポンピドゥーセンターに
行きたくなる。

「まばたき」の必要性を説く、
シネマ・エッセイは、

実験的・前衛的な
作品が見たい
芸術家肌の方にのみ
お薦め。

劇場は結構な
お客さんの入りで、
びっくりでした。

「アネット」も
改めて見たくなった。

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