映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「異端者の家」
(R-15)米加合作
2025年4月25日公開(111分)
布教・勧誘のために
訪れた家での
戦慄の恐怖を描く
サイコスリラー。
若いシスターの
パクストン
(クロエ・イースト)と
バーンズ
(ソフィー・サッチャー)は、
布教のため森の中の
一軒家を訪れる。
ドアベルに応じて
出てきた優しげな
男性リード
(ヒュー・グラント)は
妻が在宅中だと話し、
2人を家に招き入れる。
シスターたちが
布教を始めると、
リードは
「どの宗教も真実とは
思えない」と持論を展開。
不穏な空気を察した
2人は密かに
帰ろうとするが、
玄関の鍵は
閉ざされており、
携帯の電波も
つながらない。
教会から呼び戻されたと
嘘をつく2人に、
帰るには家の奥にある
2つの扉の
どちらかから
出るしかないと
リードは言う。
実はその家には、
数々の恐ろしい
仕掛けが
張り巡らされており。。。。。
前半は
セリフが多く、
ロマンチック・コメディの
帝王と言われた
ヒュー様が
ニコニコしながら、
宗教的には
恐ろしいことを語る。
恐らく、
キリスト教徒には
「エクソシスト」のような
気持ち悪さなのだろう。
布教する2人は
モルモン教徒で、
彼の功名な話術に
はまって行くが、
さすがにこれは
やばいと思い、
嘘をついて
脱出しようとするが、
後半は
怒涛の気持ち悪い
シーンが畳みかける。
とにかく
ゴールデングローブ賞など
各賞にノミネートされた
ヒュー様の怪演に尽きる。
「パディントン2」
(2018)や
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」
(2023)では憎めない悪役、
さらに
「ウォンカとチョコレート
工場のはじまり」でも
ウンパルンパという
変な小人を演じていたが、
今回は本当に
怖い役。
製作が
「ミッドサマー」
「ラム」などのA24なので、
相当に構えていたが、
予告編を見た後の
予想の範囲内であったのは
やや残念。
監督・脚本は
「クワイエットプレイス」
「65」などの
スコット・ベック
&ブライアン・ウッズのコンビ。
ニヒルなヒュー様が
変貌するところを
見たい方、
シシオドシやパイの
トリックが知りたい方、
「パラサイト半地下の家族」が
好きな方には
お薦めしたい作品。
原題は
「Heretic」と
「異端者」の意味。
「変な家」
見るよりはよほど強烈。
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