「親友かよ」のあらすじとネタバレ⁈親友について考えさせられる青春コメディ・ドラマ。

2025年
スポンサーリンク

映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「親友かよ」

    (タイ) 
2025年6月13日公開(130分)

親友について考えさせられる
青春コメディ・ドラマ。

高校3年生のペーは
転校先の学校で

人懐っこいジョーと
隣の席になるが、

ジョーは不慮の事故で
亡くなってしまう。

ペーはジョーの遺品の中に
彼が書いたエッセイを見つけ、

それがコンテストで
受賞していたことを知る。

ある日、

短編映画のコンテストに
入賞すれば学科試験なしで

大学の映画学科に入学できると
知ったペーは、

自分はジョーの親友だと偽り、
ジョーのエッセイを利用して

彼を偲ぶ短編映画を
制作することに。

ジョーの本当の親友である
ボーケーや映画オタクたちも加わり、

学校全体を巻き込んで
映画撮影が進んでいくが、

やがてペーはジョーの
思いがけない秘密を知る。。。。。

タイのA24と言われる
GDH559が製作した青春ドラマ。

「バッド・ジーニアス危険な天才たち」
(2017)の評価がやたら高いが、
筆者が好きなのは「女神の継承」(2022年)。

本作も、きれいな顔立ちの
男の子が映画を作る、

ちょっとビターだけど
楽しい作品に仕上がっている。

わずか知り合って
1か月でも親友なのか?

死んだ彼を利用するために
親友のふりをするのか?

映画では
「親友とは付き合いの期間ではなく、

誰も知らない秘密を
共有していること」とあったが、

自分の親友と思える人が、
この定義に当てはまるのか、

皆さん、確認してみて。

もうひとつの見どころは、
映画作りの面白さが
出てくるところ。

映画オタクの連中が
スピルバーグをはじめ
有名監督の作風を論じたり、

「ミッションインポッシブル」
まがいのシーンを作成するところも
映画ファンには楽しめる。

監督は初の長編作品となる
アッター・ヘムワディ。

原題は「Not Friends」。
これを「親友かよ」とは、
うまく邦題を付けた。

いつも空を見ていた
ジョーの夢が知りたい方、

親友について考えたい方は
是非ご覧ください。

日本に来るタイ作品の
本当に良質なこと。

冒頭のカッターで女の子の顔を
切りつけたシーンは驚いたが、

広い世代の人に
お薦めできる素晴らしい作品。

コメント

タイトルとURLをコピーしました