「悪い夏」のあらすじとネタバレ⁈真面目な公務員が闇落ちする貧困クライム・ドラマ。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「悪い夏」

  (PG-12)
2025年3月20日公開(114分)

真面目な公務員が
闇落ちする
貧困クライム・ドラマ。

市役所の
生活福祉課に
勤める

佐々木守
北村匠)は、

同僚の宮田
伊藤万理華)から

「職場の先輩
・高野(毎熊克哉)が

生活保護受給者の
女性に

肉体関係を強要
しているらしい」

との
相談を受ける。

面倒に思いながらも
断りきれず

真相究明を
手伝うことになった
佐々木は、

その当事者である
育児放棄寸前の

シングルマザー
・愛美(河合優美
のもとを訪ねる。

高野との関係を
否定する
愛美だったが、

実は彼女は
裏社会の住人

金本(窪田正孝)と
その愛人の莉華、

手下の山田
竹原ピストル
とともに、

ある犯罪計画に
手を染めようと
していた。

そうとは知らず、
愛美にひかれて
しまう佐々木。

生活に困窮し
万引きを繰り返す

佳澄(木南晴夏)らも
巻き込み、

佐々木にとって
悪夢のような
ひと夏が始まる。。。。。

染井為人の
小説を映画化した

不快指数が
かなり高い
貧困エンタメ。

暑い日本の夏に、
最低・最悪の

人間ばかり
出てきて、

気弱な公務員が
美人局に
引っかかり、

ダークサイドに
落とされる。

北村匠の顔の
表情の変化は
凄いが、

一方で
河井優美

顔色ひとつ変えずに
演じる。

特に
サイコーだったのは、

貧困を
ビジネスにする

窪田正孝だろう。
悪役もうまい。

「サンライズ
・サンセット」から続く

竹原ピストル
チンピラ感満載で、

悪(ワル)に
なり切れない
男を演じる。

その中で、
木南晴夏
生活に困窮し、

生活保護
受給申請するが、
受けられない。

もらうべき人が
もらえず、

一方で
不正受給を
受ける連中、

それを
ビジネスにする
連中がいて、

生活保護の
問題点も
指摘している。

「サマーフィルムにのって」
伊藤万理華

不自然な
正義にも驚く。

監督は
「ビリーバーズ」

「愛なのに」と
秀作が続く
城定秀夫。

目を離せない
監督のひとり。

俳優陣で見るのも
面白いし、

最期のドタバタの
修羅場まで

一気に駆け抜ける
作品は
お薦めしたい。

同じ生活保護の
問題点を
指摘した

「護られなかった者たちへ」や
児童福祉に関する

お役所仕事を描く
秀作「189」も

合わせてみると
面白いだろう。

「だったら助けてよ」
って言われたら、
あなたならどうする?

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