映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「SPIRIT WORLD
スピリットワールド」
（日仏シンガポール合作）
2025年10月31日公開（97分）
世界的俳優ドヌーブで描く
死後の世界。
父・ユウゾウ（堺正章）の
死をきっかけに
群馬県高崎市を訪れた
ハヤト（竹野内豊）は、
離婚した母（風吹ジュン）に
思い出のサーフボードを
届けてほしいという
父からの遺言と、
フランス人歌手・クレア
（カトリーヌ・ドヌーブ）の
コンサートチケットを見つける。
しかし翌日、
来日していたクレアが
突然亡くなったことを知る。
父の遺言を果たすため、
ハヤトは家を出た母を捜す
旅に出る。
一方、
コンサートで訪れた
日本で命を落とし、
さまよえる魂
となったクレアは、
死後の世界で
ユウゾウと出会い、
見えない存在として
ハヤトの旅を見守ることとなる。。。。。
前半の空気感は重く、
皆、お酒に走る（逃げる？）。
死後の世界（スピリットワールド）では、
天国に行ける人と
そうでない人（さまよう人）が
いるようだ。
どうも後悔を振り払ったら、
天国に行けるようにも取れた
（妻に悪いと後悔していたが、
妻は再婚し、
新しい家庭を持っていた
ことで振り切れた？）。
逆に首をつった男（斎藤工）は、
現世に未恋たらたらで
さまよっている。
ラストは、
現世のことが振り切れた
ユウゾウが、
クレアを連れに来るが、
何か尻切れトンボな終わり方。
本作に
カトリーヌ・ドヌーブを
使ったのも「？」が付く。
日本語のユウゾウと
仏語のクレアの会話も、
ちょっとチグハグな感じがした。
共演は
他にでんでん。
細野晴臣もカメオ出演。
監督は
「家族のレシピ」の
シンガポール出身エリック・クー。
かつて成功したが、
今は仕事に行き詰っている方、
父と子の関係に悩んでいる方、
久しぶりの堺正章が
見たい方はご覧ください。
「迷える大人たちの再生の物語」と
キャッチコピーはなっているが、
やや残念な出来栄え。
それにしても、
今回のドヌーブは、
「真実」で是枝監督作品に出たり、
先日は
「不思議の国のシドニ」に
イザベル・ユペールが出たりと、
日仏の映画交流は
高まっている感じ。
それは良いことかな。
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