「秒速5センチメートル」のあらすじとネタバレ⁈2007年の新海誠の傑作アニメを実写化した青春物語。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀
`*)

「秒速5センチメートル」

  (実写版)
2025年10月1公開(121分)

2007年の新海誠の
傑作アニメを実写化した
青春物語。

1991年、春。
東京の小学校で出会った

遠野貴樹(上田悠斗)と
篠原明里(城山乃愛)は、

互いの孤独に手を
差し伸べるように
心を通わせるが、

卒業と同時に明里は
引っ越してしまう。

中学1年の冬。
吹雪の夜に栃木・岩舟で
再会を果たした2人は、

雪の中に立つ桜の木の下で、
2009年3月26日に同じ場所で
再会することを約束する。

時は流れ、2008年。
東京でシステムエンジニアとして働く

貴樹(松村北斗)は
30歳を前にして、

自分の一部が遠い時間に
取り残されたままで
あることに気づく。

明里(高畑充希)もまた、
当時の思い出とともに
静かに日常を生きていた。。。。。

アニメ版の再現度も高いが、
尺を約2倍の2時間にすることで、
エピソードを膨らませている。

アニメ版は
「コスモナウト」など
3つの短編のオムニバス風だが、

今回は1991年、
2001年、2009年を
うまくつないで、

よりセンチメンタルに、
よりノスタルジックな
作品に仕上げている。

雪や桜のシーン、
そして屋久島のロケット
打ち上げのシーンなど
映像美は文句なしだが、

俳優陣も
素晴らしかった。

特に、子役2人。
白山乃愛は12歳で

東宝シンデレラガールに
選出されており、
末恐ろしい女優になりそう。

また、
森七菜宮崎あおい
存在感も抜群。

共演は他に
木竜麻生吉岡秀隆
堀内敬子又吉直樹など。

また、
NHKの連続TV小説
「ばけばけ」の
お父さん役岡部たかしが、

貴樹の上司役で
出てきた時は笑った。

監督は
「アット・ザ・ベンチ」の
奥山由之。

若く、新鮮な
ビジュアル表現で、

本作のテーマである
「スピード」と「距離」を
うまく演出。

音楽は、
アニメ版に敬意を表した
山崎まさよしの

「One more time,
one more chance」を使うが、

ラストの米津玄師の
「1991」が、実写版に、
また素晴らしい
オリジナリティを与えている。

自販機で、
どのジュースを飲むか迷って

2つ同時にボタンを
押す癖のある方、

大きなエピソードこそないが
センチメンタルな
気持ちになりたい方、

プラネタリウムでデートを
考えている方には
超お薦めしたい。

アニメ版を見ていない人も
十分にすれ違いの切なさを
感じる作品は超お薦めです。

ただ、
主演の松村君
いつも同じような演技。

「ファーストキス」も
「夜明けのすべて」も。

何か違う作品に出て
一皮むけるべきでしょう。

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