映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「グランドツアー」
ポルトガル、伊仏独日中国合作
2025年10月10日公開(129分)
婚約者から逃げる男の
アジア・ツアー・ムービー。
1918年、
ビルマのラングーン。
大英帝国の公務員エドワード
(ゴンサロ・ワディントン)は、

ロンドンから長い船旅を経て
やって来る婚約者モリー
(クリスティーナ・アルファイアチ)を迎え、
結婚することになっていた。

しかし
優柔不断なエドワードは、
花婿衣装で花束を抱えた
状態でもなお、
結婚することに迷いがあり、

モリーの到着直前に衝動的に
シンガポール行きの船に
飛び乗ってしまう。
こうして、
逃げるエドワードと追いかける
モリーによる壮大な
イタチごっこが幕を開ける。。。。。

美しい映画だが、
極めて難解。
ミャンマー(ビルマ)、シンガポール、
タイ、ベトナム、フィリピン、
日本、中国とアジア各国に
逃げ回る男。

現代はカラーで、過去は白黒。
しかも、多言語。
1910年代の各国だけでなく、
現代の映像も混在し、
見る人を混乱させる。

例えば、
日本では虚無僧の時代と
現代の大阪のドンキが
出てきたりする。
時空を超えている
不条理ドラマの極みで、

ラストはいたたまれない
バッド・エンド。
監督は
「アラビアンナイト」など、
ポルトガルの巨匠ミゲル・ゴメスで、

24年のカンヌ映画祭で
監督賞を受賞。
これをまとまりのない
作品と見るのか、
エキゾチックな映像作品と
見るのかは、

アジア人か欧州人かの
視点でも異なるだろう。
カラオケで「My Way」を
熱唱できる方、

モリーのあの不思議な笑い方の
真似ができる方、
今から東南アジア方面への
旅行をお考えの方は
是非、参考に。
凡人には、
ちょっと退屈で理解不能。


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