映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「ミッション」
4Kデジタルリマスター版
英仏合作
1986年公開(125分)
植民地政策の黒歴史を描く
衝撃の傑作が40年ぶり公開。
18世紀、南米。
イエズス会の宣教師
ガブリエル神父
(ジェレミー・アイアンズ)は、
音楽を通して先住民の
グアラニー族と心を通わせ、
平和な共同体を築いていた。
一方、
奴隷商人ロドリゴ・メンドーサ
(ロバート・デ・ニーロ)は、
ある悲劇をきっかけに、
自らの罪を償う道を歩み始める。
しかし、
植民地政策の変化によって
宣教地は存続の危機に直面し、
2人の信念は
大きく揺さぶられていく。
武器を取る者と、
祈りを貫く者。
それぞれの選択は、
やがて悲劇的な運命へとつながっていく。。。。。。

史実であるグァラニー戦争を
元にした文明の衝突を描く傑作。
冒頭10分で、
見る者の度肝を抜く、
世界3大瀑布である
イグアスの滝に落ちる人。
滝は縦に150m、
横に3.6㎞も広がる巨大さで、
かつ荘厳。
まさに聖なるものが
宿っているかのように見える。
この南米奥地で起きた
領土戦争だが、
なんとか滝の上に教会を建てた
イエズス会をつぶそうと襲い掛かる。
弟を殺した贖罪から
神父になるロドリゴと、
「神は愛」だと非暴力を貫く
ガブリエル神父。
そして先住民である
グァラーニ族。

裸足とほぼ裸で生活している彼らは、
演じているとは思えず、
どうやって撮影したのか?
加えて、滝に人が落ちる
シーンが数回あるが、
あれもスタントマンを起用して
滝つぼに落としていると。
信じられないような
映像の連続となる。
主演の二人が素晴らしく、
どちらにも共感できる。
共演は他に若い
リーアム・ニーソン。
監督は
「キリング・フィールド」の
ローランド・ジョフィ。
本作で、
カンヌ・パルムドール他、
数々の映画賞を受賞。
脚本は
「ドクトル・ジバゴ」
「アラビアのロレンス」の
名匠ロバート・ホルト。
音楽は
エンニオ・モリコーネと
申し分ないメンバーが勢ぞろいした。
特にオーボエと先住民の
楽器を使った音楽は素晴らしい。

ガブリエル神父は、
音楽を布教活動に利用したわけだが、
彼の活動は見事に開花した。
嫉妬から兄弟を
殺めてしまったことがある方、
スペイン・ポルトガルによる
南米の領土略奪の歴史に
興味のある方、
武具の入った袋が布教に
必要だと思える
執着心のある方は是非。
40年の時を経て、
全く輝きを失わない傑作は
超お薦めです。
「The Mission」とは
「使命」のこと。
「沈黙 サイレンス」にも
描かれた布教と弾圧は
見る者の心をえぐります。


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