映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「天国でまた会おう」
(フランス)PG-12
2019年3月1日公開(117分)
仏のアカデミー賞である
セザール賞5冠に輝く
秀逸なヒューマン・ドラマ。
1918年、第1次世界大戦。
御曹司のエドゥアール
(ナウエル・ペレーズ
・ビスカヤート)は、
戦場で生き埋めにされた
アルベール(アルベール
・デュポンテル)を助け出した際、
顔に大けがをしてしまう。
戦後パリに戻った二人は、
戦没者をたたえる一方で、
戻ってきた兵士には
冷淡な世間を
目の当たりにする。
戦争で何もかも失った
二人は人生を取り戻すため、
国を相手に前代未聞の
詐欺を企てる。。。。
馬と一緒に生き埋めになる
冒頭の戦争シーンも
インパクトが強いが、
顎から下をほとんど
吹き飛ばされた友を励まし、
生きる決意をする
アルベールに感激する。
ここまでなら
人生賛歌だが、
その後がフランス
らしいウイットで、
政府を相手の詐欺をたくらむ。
いくつもある
エドゥアールの仮面の
デザインが楽しく、
彼の感情を表している。
また、
声が出ない彼の代弁者である
少女の立ち位置も面白い。
いろんな仕掛けがある映画で、
仏の映画賞を総なめした
だけのことはある感動作。
モロッコで捕まった彼が、
回想する展開であるが、
作り方も雰囲気も
本当におしゃれで、
音楽も素晴らしい。
「天国でまた会おう」
というセリフ
(See you up there)
の意味を知りたい方、
ちょっとレトロな
フランス映画が好きな方、
見たことのない世界が
覗けますよ。
超お薦めです。
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