映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「コンクリート
・ユートピア」
(韓)
2024年1月5日公開(130分)
人間の狂気を描く
サバイバル・スリラー。
世界を未曾有の
大災害が襲い、
韓国の
首都ソウルも
一瞬にして
廃墟と化した。
唯一崩落
しなかった
ファングン
アパートには
生存者が押し寄せ、
不法侵入や殺傷、
放火が続発する。
危機感を抱いた
住民たちは
主導者を立て、
居住者以外を
追放して
住民のための
ルールを作り
“ユートピア”を
築くことに。
住民代表
となったのは
902号室に住む
職業不明の
冴えない男
ヨンタク
(イ・ビョンホン)で、
彼は権力者として
君臨するうちに
次第に狂気を
あらわにしていく。
そんな
ヨンタクに
傾倒していく
ミンソン
(パク・ソジュン)と、
不信感を抱く
妻ミョンファ
(パク・ボヨン)。
やがてヨンタクの
支配が頂点に
達した時、
思いもよらない
争いが幕を開ける。。。。。
極限状態の
人間のエゴを
描かせると
韓国映画の
凄さが出てくる。
まさに
「狂気が目覚める」
パニック作品。
ありえない設定は
秀逸で、
エンタメなのだが、
説得力もある。
最近は
「非常宣言」
「白頭山大噴火」と
パニック・アクションが
多いイ・ビョンホンが、
普通の男が
変貌する様を
演じた。
うまい。
若手のソジュンは
「梨泰院クラス」
「マーベルズ」と
伸び盛りで、
ヨンタクに
傾倒する男を
演じる。
また、
「はちどり」で
好演した
パク・シフが、
展開を変える
重要な高校生に。
無法地帯の
集団心理は
どうなるのか?
自然災害の多い
日本だと真逆の
設定になるのか?
筆者は、
エゴむき出しの
鬼才キム・ギドク監督作
「人間の時間」を
思い出した。
ゴキブリと
呼ばれる
アパート外の
住民の立場で
描いて
続編も
作れそうな作品は、
サバイバル
・エンタメとして
お薦めしたい。
それにしても、
蚕の缶詰は
遠慮したい。
救いの無い
映画だが、
ラスト・シーンには
救われた。
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