映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「流転の地球 太陽系脱出計画」
(中国)
2024年3月22日公開(173分)
「三体」の
作家による
SF小説の
実写超大作。
太陽に
異変が起こり、
300年後に
太陽系そのものが
消滅することが判明。
この事態に備えて
世界の国々は
連合政府を設立し、
地球ごと
太陽系から
脱出する
壮大な計画を
始動する。
地上は急激な
環境変化のため
住むことが
できなくなり、
人類は地下都市で
暮らすことに。
地表1万カ所に
設置された
「地球エンジン」に
よって順調に
移動を続ける
地球だったが、
軌道のずれが
生じ木星に
衝突する
危険性が高まる。
衝突への
カウントダウンが
始まる中、
人類の命運を
懸けた戦いが
幕を開ける。。。。。
冒頭の
9万メートルの高さの
高速エレベーターと
宇宙ステーションへの
テロリストによる
攻撃シーンには
度肝を抜かれる。
これだけのCGは、
ハリウッド並みで、
近年見たことのない
レベル。
こんな圧倒的迫力の
映画をなんで
ネトフリ配信に
するのか
分からない。
劇場で見てこその
スケール感。
主演は「戦狼」
シリーズの
ウー・ジンや
特別出演の
アウディ・ラウなど
中国を代表する
俳優がずらり。
前作「流転の地球
さまよえる地球」
(2019年)は
未見だが、
本作はその前日
譚に当たる。
前作は800億円の
大ヒットとなり、
本作も世界中で
ヒットしている。
地球を動かす
発想は
「妖星ゴラス」
(1962年)に、
クライマックスは
「インデペンデンスデイ」や
「アルマゲドン」
のような
感じもするが、
国威発揚で
200人以上が
月で犠牲になるのは、
一昔前の作風。
国連を中国が
先導して、
世界平和や
地球を救う
リーダーに
なるのは、
ほとんど
コメディか
自虐ネタにも見えた。
妻が死に、
事故死した娘が
住む学習する
コンピューター内に
アンディ・ラウが
入るのは
面白い発想で、
全体としては
スケールが
とにかくでかく、
久しぶりに
中国に脅威を
感じる作品となった。
登場人物が
多すぎる点は
難解であることと、
時々出てくる
でかい文字(漢字)は
いらない。
原題は
「The Wondering Earth II」。
ロケットも
飛ばせない国
の作品とは違って、
SFクオリティーの
高さでは
遥に上を行く
エンタメは、
次から次に
起こる事象に
ハラハラで、
かなり
お薦めできる作品。
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