「RHEINGOLD ラインゴールド」のあらすじとネタバレ⁈独ラッパーの破天荒な人生を描く規格外ドラマ。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「RHEINGOLD
ラインゴールド」

(PG12)
ドイツ・オランダ
・モロッコ・メキシコ合作
2024年3月29日公開(140分)

実在の独ラッパーの
破天荒な
人生を描く
規格外ドラマ。

クルド系音楽家の
もとに生まれた

ジワ・ハジャビ
エミリオ・ザクラヤ)は、

亡命先のパリで
音楽教育を

受けた後に
ドイツのボンに
移り住むが、

両親の離婚により
貧しい生活を
余儀なくされる。

ある日、
街の不良たちに
叩きのめされた

彼は復讐のために
ボクシングを覚え、

「カター
(危険なヤツ)」と

なって
ドラッグの売人や
用心棒をするように。

さらに
金塊強盗にまで
手を染めて

指名手配された
彼は、

逃亡先の
シリアで

拘束されて
ドイツに送還され、

刑務所内で
レコーディングした曲で
デビューを果たす。。。。

犯罪者から
成りあがっていく

男の実話ベースの
サクセスストーリー。

ジェットコースター
のような人生だが、

前半の丁寧で
早いテンポで
あるに比べて、
後半は説明不足。

ドイツでは
誰もが知る
有名人らしいが、

日本人には
馴染みが薄いので、

後半も丁寧に
見せて欲しかった。

特に、
刑務所に
見舞いに来た

父(カルド
・ラザーディ)の
言葉

「自分の人生は
自分で作れ」で、

音楽を再び
始めるわけだが、

その心の変化が
描かれていない。

あれだけ犯罪に
手を染めていた
悪い奴が、

それだけで
音楽に戻るには
説得不足。

冒頭の
イラン革命や、
シリアでの監禁、

オランダへの
逃亡など事実には
驚くだけに、

あれだけ
反発していた

父の言葉に
共鳴して

作曲を始めるのか
説明が欲しかった。

監督は
「女は二度決断する」

「屋根裏の殺人鬼
フリッツ・ホンカ」の
ファティ・アキン。

今回も予想以上の
展開だが、

犯罪が
ベースだけに、

感情移入できる
答えが欲しかった。

母役
モナ・ピルザダ
素晴らしい。

題名の
「ラインゴールド」とは、

ライン川で
金塊を守る
3人の人魚。

辛口評価と
なったが、

ラップが
好きな方、

とんでもない人生を
見たい方には、
お薦めする作品。

「カター(Xatar)」は
クルド語。

アルバムの
タイトル

「Nr. 415」は、
彼の囚人番号。

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