映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「夏目アラタの結婚」
2024年9月6日公開(120分)
コミック原作ながら、
しっかりした
骨格のミステリー。
日本中を
震撼させた
連続バラバラ
殺人事件の犯人で、
逮捕時に
ピエロのメイクを
していたことから
「品川ピエロ」の
異名で知られる
死刑囚・品川真珠
(黒島結菜)。
児童相談所職員の
夏目アラタ
(柳楽優弥)は
その事件の
被害者の子どもに
頼まれ、
まだ発見
されていない
被害者の首を
探すため
真珠に
接触を試みる。
アラタの前に
現れた真珠は、
残虐な事件を
起こした
凶悪犯とは
思えない
風貌だった。
アラタは
真珠から情報を
引き出すため、
大胆にも彼女に
結婚を申し込む。
毎日1回20分だけ
許される
面会の中で、
会うたびに変わる
真珠の言動に
翻弄される
アラタ。
やがて真珠は
アラタに対し、
自分は誰も
殺していないと
衝撃の告白をする。。。。。
最後が良い話に
まとまったのは
予想外だが、
二転三転する
展開は、
なかなかの
出来栄え。
主演の二人の
怪演が凄い。
殺人鬼に結婚を
申し込みながらも、
飄々とした
心の声を通じて
冷静さを装う
夏目は、
柳楽柳楽君
しかできない。
そして、
凄い歯並びで、
酷い人生を
送った女に
黒島結菜。
ラブホに
行った時点で、
「ゴーンガール」
のようなラストも
想像したが、
それは無かった。
品川ピエロは
激やせしているが、
ルックスは
悪くない。
そこで、
皆が外見から
殺人犯とは
想像できないし、
それを真珠は
最大限利用する。
法廷シーンも
面白く、
不気味かわいい
真珠の言動に
振り回される
検察や弁護士や
裁判長。
監督は
「20世紀少年」
などの堤幸彦。
エンタメと
恋愛ものには
定評があるし、
歯並びの理由も
きちんと説明がある。
共演は中川大志、
丸山礼、
市村正親ら。
そして
「殺人鬼に
取り込まれないように」と
注意をする男に
佐藤二朗。
いろんな謎に
引き込まれる
秀逸な
ミステリー作品は、
バラバラ死体など
おぞましい
シーンもあるが、
お薦めの作品。
ラストの音楽は
オリヴィア・ロドリゴの
「ヴァンパイア」。
映画にばっちり
合っている。
それにしても、
なぜ殺人鬼は
ピエロなのか?
「ジョーカー」の
見すぎ?
それとも憧れ?
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