映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「サンセット・サンライズ」
2025年1月17日公開(139分)
東北に
お試し移住した
若者と地元民達の
ヒューマン・コメディ。
新型コロナウイルスの
パンデミックにより
世界中が
ロックダウンや
活動自粛に
追い込まれた
2020年。
東京の大企業に
勤める釣り好きの
西尾晋作
(菅田将暉)は
リモートワークを
きっかけに、
南三陸に見つけた
4LDKで
家賃6万円の
物件に“お試し移住”
することに。
仕事の合間には
海に通って釣り
三昧の日々を
過ごす晋作だったが、
地元住民たちは
よそ者の
彼のことが
気になって
仕方ない。
晋作は一癖も
二癖もある
住民たちの
距離感ゼロの
交流に
戸惑いながらも、
持ち前の
ポジティブな
性格と行動力で
次第に
溶け込んでいくが。。。。。
宮城出身の
クドカンが、
震災とコロナに
真正面から
取り組んだ
人間ドラマ。
もし寅さんが
生きていたら、
絶対に
「それを言っちゃーおしめーよ」
と言う本音が
いくつか出てくる。
東京から来た
菅田は
「震災も、
もうどうでもいい」
という本音は
東北の人々に
ぐさっと刺さるし、
竹原ピストルの
「(同情は欲しくない)
東北を見てくれる
だけでいい」
という言葉にも
納得させられる。
クドカン得意の
「不適切」な
攻めのセリフは、
とにかく印象に残る。
一方でコメデイ要素も
たっぷりあって、
東京から来た人は
2週間の
地元民への接触禁止、
それと海や山の
食材の数々。
「孤独のグルメ」よりも
素晴らしい
料理が並ぶ。
コロナ時代に
こんなことしてたと
むしろ懐かしい。
共演の
井上真央が
田舎のマドンナを
好演。
泣かされる。
他に
中村雅俊、池脇千鶴、
白川和子、小日向文也など。
監督は菅田と
タッグを組んだ
「あゝ荒野」や
最近では「正欲」と
意欲的な
岸善幸監督。
相変わらず、
菅田将暉の
幅広い才能、
いろんな作品に
対応する力に驚く。
原作は楡周平氏の
小説。
そして、
映像に出てくる、
夕焼けや朝焼けの
美しいこと。
東北の良さが
ぎゅっと
詰まった作品は、
すぐにでも
出かけたくなる
超お薦め作品。
「サンセット、
サンライズ」は
名作ミュージカル
「屋根の上のバイオリン弾き」の
メイン曲の
タイトルだが、
本作には
会わないので、
使われていなかった。
東北のおもてなし
ハラスメントを
覗いてみたい方、
是非ご覧ください。
心が洗われます。
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