映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ヨウゼン」
(中国)日本語吹き替え版
2025年3月21日公開(131分)
中国古典の人物を
オリジナル解釈で
描くバトル
3DCGアニメ。
はるか昔、
世界は仙界と人間界に
分かれていた。
しかし、
殷と周の間で
巻き起こった
戦乱の末、
仙界の勢力は
衰弱し、
二郎真君こと
楊戩(ヨウゼン)も
数多くの仙人と同様、
いまは落ちぶれて
人間界で
懸賞金稼ぎを
しながら
生活していた。
そんなある日、
ヨウゼンは
自分の甥である
沈香(ジンコウ)と
偶然出会う。
沈香は、
手にすれば力が
倍増するという
「宝蓮灯」を探し、
華山に
閉じ込められていた
母親を救出しようと
旅をしていたが。。。。。。
またしても、
中国アニメに
打ちのめされた。
スケール感、スピード、
表現力の
どれをとっても
日本のアニメの
上の上。
確かに、
人間の顔の表情
(これはハリウッドでも苦戦)と
粗削りの展開には、
まだ改善の余地は
あるものの
素晴らしい
出来上がり。
筆者がこれまで
大絶賛していた
「白蛇;縁起」と
「ナタ転生」を作った
中国アニメスタジオ
・追光動画が、
チャオ・ジー監督と
再びタッグを
組んだ。
日本でも
ポピュラーな
不死鳥のこんな
使い方は初めてだし、
山水画のような
中国らしい風景、
そして水墨画の
世界の利用は
独創性が高い。
ハリウッドや
日本のアニメの
良い所はすべて
研究尽くされた
感じもする。
現在「ナタ2」が
アメリカで
大ヒットし、
中国アニメの良さが
認識されたので、
宮崎駿頼みの
日本のアニメ映画は
危うい。
湯浅監督や
新海誠監督らの
映画が、
もっと
メジャーとして
育たないと。
しかし、
2Dでは所詮
3DCGアニメの
表現力には
かなわない。
今の中国は
このレベルの作品が
普通に作られて
いることに驚く。
英語原題は
「New Gods:Yang Jian」。
見たら絶対に驚く、
大迫力の
バトル・アクション大作なので、
中国作品だから
見ないのではなく、
見てから
評価して欲しい。
超お薦めです。
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