映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「釣りバカ日誌」
4K版
昭和100年映画祭
1988年12月24日公開(93分)
22作まで続いた
平成の長寿コメディの第1作。
釣りキチのサラリーマン
浜崎伝助(西田敏行)は、
ある日高松から東京本社へ
転勤を命じられた。
伝助が愛妻みち子(石田えり)
と共に引っ越したのは
北品川の釣り宿の2階だった。
伝助を迎えた鈴木建設の
営業三課では、
なんとなく彼の怠慢病が
蔓延してきている。
昼に伝助は食堂で社長の
鈴木一之助(三國連太郎)
と知り合ったが、
お互いに素姓は知らない。
二人は意気投合し、
釣りに行く約束をした。
ビギナーズラックなのか、
一之助伝助の家で
もてなしを受けるが、
飲み過ぎと疲れで
寝てしまう。。。。。
「男はつらいよ」の併映として
製作されたが、
二人の凸凹コンビが好評で
シリーズ化された。
1作目は初見。
浜ちゃんの奥さんが
浅田美代子のイメージが
強かったが、
石田えりの奥さんも、
とにかく可愛い。
西田敏行はもちろんだが、
新妻も見る人を
笑顔にしてくれるはまり役。
一話完結のため、
ラストで再び高松に
戻ることになるが、
ヒットのため、
2作目以降が作られ、
一話と二話はつながらない。
コンプライアンス・レベルは
当時のものだが、
魚に例えたダイバーシティは、
先見の明あり。
いろんな魚がいてこそ、
釣りが面白い。
だから社員にもいろんな
個性があっていいと。
納得。
三国は本作で、
日本アカデミー賞主演男優賞受賞。
共演は他に
山瀬まみ、谷啓、
名古屋章、鈴木ヒロミツ、
江戸屋猫八、前田武彦、
笹野高史ら。
鬼籍に入った方も多いだけに、
見ていて懐かしい。
監督は本作から
シリーズ11作目までを
担当した栗山富夫。
共同脚本は
山田洋二も参加。
とても楽しい作品は
釣り好きでなくても、
超お薦めの面白さ。
西田敏行は本当にうまい。
当然、「合体」「熱烈合体」
と出てきます。
この日は、
本作の前に「ビルマの竪琴」
(1956年)を見て、
若い三國連太郎にも
会ったばかり。
コメント