映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「侵蝕」
(韓国)
2025年9月5日公開(112分)
身の毛がよだつ
韓国サスペンス・スリラーの傑作。
水泳インストラクターとして働く
ヨンウン(クァク。ソニョン)の
平穏な日常は、
7歳の娘ソヒョン(キ・ソユ)の
奇妙な言動により
次第に崩れはじめる。
娘の危険行為を必死に
止めようとするヨンウンだったが、
ソヒョンが巻き起こす恐怖は
日ごとにエスカレートし、
母娘の関係は
闇に包まれていく。
それから20年後。
特殊清掃の仕事に携わる
ミン(クォン・ユリ)と
新たな同僚ヘヨン(イ・ソル)は、
それぞれ生い立ちに
暗い過去を抱えていた。
ふたりはともに
暮らしはじめるが、
周囲で次々と不可解な
出来事が起こり、
不気味な影が忍び寄る。
やがて過去と現在が交錯し、
逃れられない
狂気が姿をあらわす。。。。。
秀逸な脚本にだまされる
狂気の作品。
しかし、
血がたくさん出るとか、
お化けが出るわけではないので、
RatingはG。とにかく、
子供のサイコパスという
設定はあまりに不気味で、
その異常行動に
大人は振り回される。
「犬は家族なので殺してはダメだが、
鶏は殺しても良いの?」と
言ったセリフの恐ろしさ。
そして20年後、
ホラーよりも恐ろしい
人間の怖さが爆発していく。
監督は筆者が韓国映画の
傑作のひとつにあげる
「チェイサー」の製作チームにいた
イ・ジョンチャンと、
キム・ヨジュ。
ミン役のクォン・ユリは
アイドルグループ「少女時代」の方。
怪物の正体は誰なのか?
原題の英語は「Somebody」。
邦題の「侵蝕」とは
「侵食」と同義で、
次第に侵していくこと。
意味深なタイトルになった。
鳥肌作品に
正気を保てる方、
胸騒ぎが抑えられない
作品が好きな方、
にはお薦めしたい
B級作品の傑作。
メンタル崩壊しそうな人は
止めといた方が良いだろう。
とにかく、
子役(現在8歳)が凄い。
「怪物は作られるものではない、
生まれるもの」だと。
ラストシーンは三途の川?
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