「PERFECT DAYS」のあらすじとネタバレ⁈東京を舞台にしたヴィム・ベンダーズ監督の人間賛歌。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「PERFECT DAYS」

2023年12月22日公開(124分)
(日独合作)

東京を舞台にした
ヴィム・ベンダーズ
監督の人間賛歌。

東京・渋谷で
トイレの清掃員

として働く
平山(役所広司)。

淡々とした
同じ毎日を

繰り返して
いるようにみえるが、

彼にとって
日々は常に

新鮮な
小さな喜びに
満ちている。

昔から聴き
続けている音楽と、

休日のたびに
買う古本の

文庫を読むことが
楽しみであり、

人生は風に
揺れる

木のようでも
あった。

そして木が
好きな平山は、

いつも小さな
フィルムカメラを
持ち歩き、

自身を重ねる
かのように

木々の写真を
撮っていた。

そんなある日、
思いがけない

再会を果たした
ことをきっかけに、

彼の過去に
少しずつ光が
当たっていく。。。。

東京ほど
面白い街はないのに、

なぜ日本の
監督では

Tokyoをうまく
撮れないのか?
セリフは最小限にし、

映像と音楽だけで
ヴィム・ベンダーズの
世界に引き込まれる。

「パリ・テキサス」
「世界の果ての鼓動」

「ピナ・バウシュ
踊り続けるいのち」など、

見る人を
圧倒する映像と音楽。

まさにこれが
映画だろう。

物語は同じことの
繰り返しで、

大きな
エピソードもない。

しかし、感性で
引き付けられる
観客は多いのが、

ヴィム・ベンダーズの
アートであり、

もはや彼が
敬愛する
「東京物語」の

小津安二郎の
境地に達した感
さえ見られる。

スカイツリーや
首都高のような
大都会と、

その対極にある
銭湯、古本屋、

缶コーヒーに
カセットテープ。

浅草あたりの
居酒屋は

行ってみたく
なるほど
ノスタルジック。

主演の
役所さんは、

セリフを
しゃべっても
上手いが、

寡黙でも
上手い。

カンヌ映画祭男優賞は
順当な受賞だろう。

脇には
柄本時生石川さゆり

田中泯麻生祐未
三浦友和ら。

また
「唄う6人の女」の

アオイヤマダも
存在感があった。

音楽は
パデイ・スミス、

ルーリード
などなど。
心に染みる。

あなたの
PERFECT DAYSは
いつですか?

同じことの
繰り返しのようだが、

その中に幸せを
見つけること、

例えば、
カメラで

好きな木の
写真を撮ること。

あなたは
出来てますか?

トイレ掃除という
思わぬ職業を通して、

人間の
素晴らしさを
描く人間賛歌は、

超絶
お薦めです。

同監督の
「東京画」も
見たくなった。

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