「フィリップ」のあらすじとネタバレ⁈発禁処分後60年を経て映画化された復讐劇。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「フィリップ」

R-15(ポーランド)
2024年6月21日公開(124分)

発禁処分後
60年を経て

映画化された
復讐劇。

1941年、

ワルシャワの
ゲットーで暮らす

ポーランド系
ユダヤ人の

フィリップ
エリック・クルム
・ジュニア)は

ナチスによる
銃撃に遭い、

恋人サラや
家族を目の前で
殺されてしまう。

2年後、

フィリップは
自身を

フランス人と
偽って

ドイツ
・フランクフルトの
高級ホテルの

レストランで
ウェイターとして
働きながら、

ナチス将校の
夫を戦場に
送り出した

孤独な妻たちを
次々と誘惑
することで

ナチスへの
復讐を
果たしていた。

嘘で塗り固めた
生活を送るなか、

フィリップは
知的な美しい

ドイツ人リザ
カロリーネ
;ハルティヒ)と
出会い恋に落ちるが。。。。。

レオボルド
・ティルマンドの

自伝的小説は
1961年に
発売されたが、

即発禁と
なってしまう。

ナチスに対する
復讐の仕方、

ドイツ人女性が
男娼を
求めていた
ことなのが、

問題だった
のだろうか?
確かに、

いろんな復讐
の方法はあるが、

こういう復讐も
あるのだろう。

民族の純潔性を
保つことに
違反して、

事がばれれば、
女性は
髪を切られ、

男は
死刑になるが、

女性側も
言い出せないため、

彼は生き残る
ことができた。

筆者が
驚いたのは、

ホテルマンが
欧州各国の人々で
構成されており、

ドイツ人支配人の
注文のコーヒーに

全員で唾を入れる
シーン。

ラストも
衝撃的だったが、

冒頭の家族が
殺されるシーンは
意外とあっさりで、

彼が復讐の
鬼と化する
ところが
見えにくい。

監督は
ミハウ・クフィェチンスキで、

官能的な
部分もあり
R-15指定。

ナチスの
映画だからか、

素晴らしい
映像なのに、

銀座の劇場は
3名という状況。

今の日本人には、
戦争が世界で

実際起こっている
にも関わらず、

遠い遠い昔話で
興味もない
ということだろう。
大変残念。

「生き抜く」ことが
一番の復讐
であることが
明白な作品は、

戦時に
生き残る方法を
知りたい方、

旦那が戦争に
取られて
しまうことが

どういう
結果を招くか

興味のある方は
是非、劇場へ。

フィリップの眼力に
吸い込まれそうになった。

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