映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「ブラックジャック」
機内鑑賞
(テレビ朝日ドラマプレミアム)
手塚治虫の
傑作漫画の
有名エピソードを
凝縮した実写版。
強固な警備で
ガードされた
バルボア国の病院に、
黒マントを
羽織った
怪しげな男が
現れた。
彼の名は
ブラック・ジャック
(高橋一生)
法外な治療費と
引き換えに、
どんな手術も
成功させる
無免許の
天才外科医だ。
人目を忍んで
彼を呼び出したのは
日本の法務大臣
・古川正文(奥田瑛二)。
実は、息子の
古川駿斗が
旅行中に
危険ドラッグ運転で
事故を起こし、
あらゆる臓器が
激しく損傷。
今しがた発生した
ドナーから臓器を
すべて移植し、
駿斗の命を
救ってほしい
のだという。
そんな古川に、
ブラック・ジャックは
「息子さんの命は
いくらですか?」
と尋ねた上で合意。
極秘手術を
引き受けるのだが。。。。。
BJの連載50周年の
単発ドラマを
「ビリーバーズ」などの
城定秀夫監督が
実写化。
50年前に、
天才・手塚先生の
漫画を毎週
買っていた
筆者としては、
これまでに
作られた
いくつもの
実写版を
見たことは無く、
初鑑賞となった。
話は、
「医者はどこだ!」
「獅子面病」などの
有名エピソードを
うまく
再構成しており、
脚本はまずまず。
これに医者の卵
(井之脇海)が
絡んで、
医療とは、
安楽死とは、
などに
切り込んでいく。
反社会的な
ダークヒーローながら、
人間的な
側面を持ち、
究極の選択を
持ちかける。
もちろん、
安楽死請負人
ドクター・キリコ
(石橋静香)も、
ピノコ(永尾柚乃)も
出てくる。
「あっっちょんぶりけ!」
のセリフは懐かしく、
バルボア国や
天満大学など、
手塚作品の
名前が多く使われ、
先生への
リスペクトに
溢れていた。
「医者なのに
漫画家になった
奴がいる」や
「マンガみたいな事が
実際にたくさんある」とは、
なかなかの
ブラックジョークだが、
獅子面病患者
(松本まりか)の
夫(宇野祥平)に
「彼女がいる地獄
といない地獄」は、
どちらがいいのか
選ばせるセリフには
グッときた。
他には
早乙女太一、
橋爪功らと
豪華キャスト。
竹原ピストルの
「一夜」も
うまい演出。
これまで、
宍戸錠、加山雄三、
本木雅弘、岡田将生らで
実写化されて
いるようだが、
ビジュアル的にも
高橋一生は悪くなく、
TV版も少し見たい
気持ちにさせてくれた。
今やあふれるほど
存在する
医療ドラマの
原点となる
金字塔作品は、
今の方に
原作漫画を
読むきっかけ
となればと
お薦めする。
改めて、
手塚作品の凄さを
思い出せた
ヒューマン・ドラマ。
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