映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きkouな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「君の顔では泣けない」
2025年11月14日公開(123分)
男女入れ替わりの
苦悩ファンタジー。
高校1年生の坂平陸
(高橋海人)と
水村まなみ(芳根京子)は、
プールに一緒に落ちた
ことをきっかけに
心と体が入れ替わってしまう。
2人はいつか
元に戻ると信じ、

入れ替わったことを
周囲に秘密にしたまま
日常生活を送りはじめる。
陸としてそつなく
生きるまなみとは異なり、
不器用な陸は
入れ替わったことを
なかなか受け入れられず、
戸惑っているうちに
時が流れていく。

そのまま高校を卒業し、
進学、初恋、就職、
結婚、出産、そして親との別れと、
人生の転機を
入れ替わったまま
経験していく2人。
そして30歳の夏、
まなみは陸に、
元に戻る方法が
わかったかも
しれないと告げる。。。。。

入れ替わり期間が
15年という長尺だが、
映画サイズは不要で、
TVで十分な内容。
男女入れ替わりと言えば、
大林監督の傑作
「転校生」があるので、
どうしても比較してしまう。

本作は、
シリアスな内容で、
「転校生」とは違う
流れではあるが、
深刻な話よりも、
コメディタッチな
作品が見たかった。

主演の芳根京子は
相変わらずのうまさ。
既に
「累(かさね)」で、
土屋太鳳との顔の
入れ替わりを演じているが、

その時のような
インパクトはない。
高橋海人の方は、
中途半端な演技。
共演は
大塚寧々、片岡礼子、
前野朋哉、ふせえりら。

監督は
「決戦は日曜日」の
坂下雄一郎。
父の死、結婚、出産はともかく、
ラストも予想の
範囲内だったのは残念。

誰も性が入れ替わった
ことがないので、
感情移入は難しかったか。
記念の万年筆を
捨てたことのある方、
毎年、同じ喫茶店で
同級生と会っている方、

他人の人生を歩んでいる方は
ご覧ください。
原作は
君嶋彼方の小説。
感動作にしようとしたが
無理があった。


コメント