映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「港のひかり」
(PG-12)
2025年11月14日公開(118分)
元ヤクザと目の見えない
男の子の交流を描く人間ドラマ。
漁師として細々と生活する
元ヤクザの三浦(舘ひろし)は、
白い杖をついて歩く
少年の幸太(尾上眞秀)を見かける。
両親をヤクザ絡みの
交通事故で亡くした幸太は、

彼を引き取った叔母
(MEGUMI)や
その交際相手からも
虐待を受けていた。
孤独な幸太にどこか
自身の姿を重ねた三浦は、
自身の船に幸太を誘う。

どこにも居場所が
なかった者同⼠、
2人は年の差を超えた
特別な友情を築いていく。
幸太に視力回復の
手術を受けさせるため、

ヤクザから金を奪った三浦は、
幸太に一通の手紙を
残して自首する。
12年後、
突如として⾏⽅が
わからなくなった三浦を
捜していくうちに、
幸太(眞榮田郷敦)は
ある秘密を知る。。。。。。

昭和の香りがする切ない
ヒューマンドラマ。
オーソドックスなやくざと
現代のやくざが登場するが、
頭が古いのか、
筆者には好きな作品。
撮影は木村大作。

35㎜フィルムカメラを使って、
昔ながらの撮影。
雲から現れる朝日や、
海の荒々しい風景、
立山連峰など、
切ない北陸の風景が
うますぎる。

主演は
75歳になる舘ひろし。
スーツ姿が
とにかくかっこいい。
二人のつなぐ魚の
キーホルダーの音に
玄関で大人の幸太に会うが、

そこが
高倉健の映画とは違う
ポイントだろう。
また、
子役の尾上眞秀(まほろ)は、
初映画。

きれいな澄んだ目で、
実母の寺島しのぶも
大喜びだろう。
筆者も目を
手術したことがあり、
この設定には、
気持ちを揺さぶられた。

共演は
他に宇崎竜童、黒島結菜、
ピエール瀧、市村正親、
笹野高史、椎名桔平ら。
斎藤工は、凄い髪型で
最初はわからず。
また、
岡田准一がちょい役で
友情出演。

監督は
「正体」「ヤクザと家族The family」
の名匠・藤井道人。
撮影は2024年元旦の
輪島などを襲った
地震の数日前に完了しており、
地震前の北陸の様子がわかる。
子供時代につらい
経験をした方、

他人から考えられないくらいの
親切を受けたことのある方、
北陸の復興を支援したい方、
是非ご覧ください。
お薦めです。
「少年は光をもらい、
男に人生を与えた」
というキャッチコピーもいいね


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