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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「多十郎殉愛記」
2019年4月12日公開(93分)
中島貞夫監督が贈る
チャンバラ愛の時代劇。
幕末の京都。
名うての剣豪ながら、
親の借金から逃げて
長州を脱藩した
清川多十郎(高良健吾)は、
無為に生活していた。
ある日多十郎は、
新撰組に押されている
京都見廻組から
襲撃を受ける。
やがて小料理屋の
おかみのおとよ
(多部未華子)や、
国元から上洛してきた
腹違いの弟・数馬(木村了)を
巻き込む死闘へと発展する。。。。。
「日本の領主(ドン)」や
「極道の妻たち」の
中島監督が20年ぶりに
メガホンを取った
「殺陣(たて)を存分に見せる」
ための時代劇。
CGではなく、
映画の技術のひとつ
である殺陣は本当に美しく、
それを見せる映画は
少なくなった今、
あえて80代の監督が
チャンバラを撮った。
強い眼光をはなつ高良は、
本役に最適であり、
刀を抜く。
そして、
その男を愛する芯のある女を
多部が凛として演じる。
ラスト30分は、
大勢の敵を回しての
チャンバラ大円団。
映画界の伝統を残したい
老監督の気持ちが
乗り移った作品であるが、
殉愛というタイトルとは
少し違うか。
東映とよしもとが組んだ
古ぼけていない時代劇は、
チャンバラ・ファンには
絶対お薦めの作品。
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