映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ビニールハウス」
(韓国)
2024年3月15日公開(100分)
認知症老女
すり替えの
社会派サスペンス。
貧困のため
ビニールハウスに
暮らす
ムンジョン
(キム・ソヒョン)は、
少年院にいる息子と
再び新居で
暮らすことを
夢見ていた。
その資金を
稼ぐため、
盲目の老人テガンと、
その妻で重い
認知症を患う
ファオクの
訪問介護士として
働いている。
ある日、
ファオクが
風呂場で
突然暴れ出し、
ムンジョンと
揉み合う際に
床に後頭部を
打ちつけ、
そのまま
亡くなってしまう。
ムンジョンは
認知症の自身の
母親をファオクの
身代わりに
据えることで、
息子と一緒に
暮らす未来を
守ろうとするが。。。。。
韓国映画らしい、
負のスパイラルを描く
救いようがない話。
貧困、老人介護、
不良の息子など、
何か不吉なことが
予想される
作りだが、
じらしにじらす。
盲目のおじいさんと
しゃべれない
おばあさんという
設定は見事で、
それがすり
替えを可能にした。
監督と脚本は
長編作デビューの
イ・ソルヒ。
主演のソヒョンも
「悪女」などで
うまい演技を
していたが、
今回は貧困の
女性を演じ、
結局、
すべてを失う。
とにあく、
すり替えが
いつばれるのか、
観客は
ヒヤヒヤ状態。
説明も少ないので、
ラストシーンも
各自が想像する
しかない。
はっきり
見せないことによる
恐怖は堪能できる。
英語タイトルは
「Greenhouse」。
「ビニールハウス」は
和製英語。
ただ、
「半地下は、
まだマシだ」という
キャッチコピーが
売りだが、
ビニールハウス内は
ちゃんとした部屋や
家具もあったのは
びっくり。
ムンジョンに
つきまとう
若い女性が
不気味だった。
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