映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ハロルド・フライの
まさかの旅立ち」
(英国)
2024年6月7日公開(108分)
800km先の
友人を訪ねて
歩く男性の
再生の物語。
定年退職し
妻モーリーン
(ペネロープ
・ウィルトン)と
平穏な日々を
過ごしていた
ハロルド・フライ
(ジム・ブロードベント)
のもとに、
北の果てから
思いがけない
手紙が届く。
差出人は
かつて
ビール工場で
一緒に働いていた
同僚クイーニー
(リンダ・バセット)で、
ホスピスに
入院中の
彼女の命は
もうすぐ
尽きるという。
近所のポストから
返事を出そうと
家を出る
ハロルドだったが、
途中で
考えを変え、
800キロ離れた
場所にいる
クイーニーの
もとを目指して
そのまま
手ぶらで
歩き始める。
ハロルドには、
クイーニーに
どうしても
会って伝えたい、
ある
思いがあった。。。。。
ドーバー海峡に近い
デボン州の
街から
北上して
スコットランドの
街まで500マイル
(800Km)を
ひたすら歩く
ロードムービー。
当初はだめ夫の
身勝手な
旅立ちかと
思いきや、
いろんな人との
出会いを通じて、
自身が
変わっていく
再生の旅
となる。
その中で、
子供を立ち
直らせることの
できなかった父、
妻とは
冷え切った
関係の夫、
同僚への
悔恨の念などが
描かれていき、
なぜこんな
無謀な旅を
するのかが
わかってくる。
歩いても
歩いても
丘陵の続く風景、
イギリスの
美しい景色や自然、
巡礼の旅に
付き合う人々など、
心が
癒されていく。
主演は
「ハリー・ポッター」
「パディントン」や
最近では
「ゴヤの名画と
優しい泥棒」など
英国の名優
ブロードベンド。
その妻に
「ダウントンアビー」
「マリーゴールドホテルで
会いましょう」などの
ペネローペ・ウィルトン。
「めぐりあう時間たち」
のリンダ・バセットら。
監督は
「ハワーズ・エンド」の
ヘティ・マクドナルド。
ホスピスに
いるということは、
治療もできない
終末期の
患者なので、
なぜ飛行機や
車で行かないのかと
思うが、
苦行のように
足がまめだらけに
なっても歩く
理由を知りたい方は
是非、
ご覧ください。
「Kuinnie will not die」
と念仏のように
唱えながら、
何か月もかけて
800㎞を
走破(?)します。
そしてラストは
妻との絆も復活。
原題は
「The Unlikely Pilgrimage
of Harold Fry」と、
「聖地巡礼」を
意味する
「Pilgrimage」が
使われている。
人生って、
こんな風に
少しずつ
歩いていく
ことなんでしょう。
冒頭、
クイニーへの
手紙を出すため
ポストを
探すことが、
無謀とも
言える旅に
つながる
イントロが面白い。
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